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目次
なぜ理想の生活を考えることが大切なのか?
例えば、私の場合、
理想の生活ロードマップを作った結果、夫婦で次のように決めました。
まず大切にしたいのは、
親孝行と、子どもとの今しかない時間にお金を使うことです。
両親が元気な間にできる親孝行や、
子どもが小さい時にしかできない思い出づくりは、
私たち夫婦にとって重要度が高いものです。
そのため、今しかできない体験にお金を使えるように、家計を計画しています。
次に、子どもの教育費です。
子どもが将来、県外の中学・高校・大学へ進学したいと言った時に、
それが私立であっても、できる限り選択肢を狭めたくありません。
そのため、教育費として、
1人1,000万円、2人で2,000万円
を目安に準備することにしました。
一方で、老後資金については、
子どもが社会人になってから本格的に準備する計画です。
私は、亡くなるまで元気な限り働きたいと考えています。
また、住宅ローンは62歳までに完済する予定で、
その後も仕事を続けることで収入も見込めます。
そのため、老後資金は子どもが大学を卒業してから、
本腰を入れて準備する方針にしています。
そしてもう一つ大切にしているのが、健康です。
生涯元気に働き続けるためには、健康が土台になります。
そのため、運動や健康維持にも、時間とお金を使うようにしています。
このように、
理想の生活ロードマップを作ることで、
「何にお金を使いたいのか」
「何のためにお金を貯めるのか」
が見えてきます。
実際に、
・独立したい
・50代で平屋に住みたい
など、
漠然とした夢も、
理想の生活ロードマップに落とし込むことで、
「どうすれば実現できるだろう?」
と考えられるようになります。
理想の生活ロードマップは、
人生の目的地を考えるための地図です。
家族の理想の生活を考えるワークの流れ
次の2ステップで実践していきましょう。
STEP1:理想の生活ロードマップを別々に作る
最初は夫婦で相談せず、
それぞれ別々に考えてみましょう。
理由は、
・相手に引っ張られない
・本音が出やすい
・遠慮が減る
からです。
このワークで大切なのは、
「正解を書くこと」
ではありません。
大切なのは、
「本当はどんな人生を送りたいのか」
を整理することです。
分野と期間に分けて、自由に考えてみましょう。
【分野】
・健康
・住まい
・家族
・人とのつながり
・仕事
・体験・趣味
・学び・教育
・お金
【期間】
・今(1〜2年以内)
・近い未来(10年以内)
・将来(10年以上後)
考えるときのコツ
制限を外して考える
・お金が無限にあったら?
・失敗しないと分かっていたら?
・人にどう思われてもいいなら?
・時間を自由に使えたら?
「やるべきこと」
ではなく、
「やりたいこと」
を大切にしてください。
具体的なシーンで考える
❌ 旅行に行きたい
ではなく
⭕ 家族で宮古島の海をシュノーケルする
⭕ 家族で花火大会をゆっくり見る
⭕ 両親と温泉旅館でゆっくり過ごす
など、
映像が浮かぶくらい具体的にすると書きやすくなります。
日常の小さな幸せでもOK
大きな夢だけを書く必要はありません。
例えば、
・子どもの習い事を全力で応援する
・大学時代の友人と久しぶりに会う
・家族みんなで夕食を食べる
・100歳まで自分の足で歩く
など、
日常の小さな幸せも大切な「理想の生活」です。
STEP2:お互いの理想を共有し、夫婦の理想の生活ロードマップを作る
このワークでとても大切なのが、
「共有する時間」です。
共有しながら、
夫婦として大切にしたいことをロードマップにまとめていきましょう。
話し合うときのコツ
最初に現実論を入れすぎない
避けたいのは、
・お金がかかる
・無理じゃない?
・現実的じゃない
・時間がない
などの言葉です。
ここでは、
「相手を知ろうとして聞くこと」
を大切にしてみましょう。
例えば、
・なんでそれをやりたいの?
・それいいね
・楽しそう
・意外だった
くらいの温度感で十分です。
過去ではなく未来の話をする
この時間は、
「前はこうだった」
と過去の不満を話す時間ではありません。
「これからどんな人生を送りたい?」
を話す時間です。
価値観を合わせる必要はない
ここで大切なのは、
夫婦で全て同じになることではありません。
お互いが大切にしたいことを理解し、
夫婦としてどんな人生を送りたいのかを考えることです。
ロードマップの完成
ロードマップが完成したら、
次はその理想を実現するために必要なお金を考え、
家計を整えていきましょう。
大切なのは、
できない理由を探すことではなく、できる方法を考えることです。

1級FP 磯山裕樹