「JALカードはどれを選べばいいのか?」
JALカードを調べ始めると、
「種類が多すぎて、何を選べばいいのか分からない……」
となりやすいです。
でも、実はそこまで難しくありません。
JALカード選びは、大きく分けると、
① どのカードランクにするか
↓
② どの提携ブランドにするか
この2段階で考えればOKです。
「普通・ゴールド」と「Visa・Suica」は何が違う?
まず、ここを整理しておきます。
① カードランク
JALカードそのもののグレードです。
- 普通カード
- CLUB-Aカード
- CLUB-Aゴールドカード
- プラチナ
- プラチナ Pro
上位カードになると、
搭乗ボーナス、空港ラウンジ、国際線ビジネスクラス・チェックイン、JAL航空券購入時のアドオンマイル
などのサービスが増えていきます。
② 提携ブランド
カードランクを決めたあとに、
「どの会社・サービスと組み合わせたJALカードにするか」
を選びます。
大きく分けると、
| 種類 | 主な特徴 |
|---|---|
| Visa・Mastercard・JCB | 特定の鉄道サービスなどと組み合わせず、シンプルにJALカードとして使う |
| JALカードSuica | JR東日本・Suica・JRE POINT |
| TOKYU POINT ClubQ | 東急・TOKYU POINT・PASMO |
| OPクレジット | 小田急・小田急ポイント・PASMO |
| JAL Amex | 普通カードでもカード会社の空港ラウンジが利用可能 |
| JALダイナース | 空港ラウンジ・レストラン優待などダイナース独自特典 |
つまり最初から、
「Visa?Suica?ゴールド?プラチナ?」
と全部を一緒に考える必要はありません。
まず、
普通・CLUB-A・ゴールド・プラチナ・Proのどこまで必要か
を決める。
そのあと、
普段利用している鉄道やサービスに合う提携ブランドを選ぶ。
この順番で考えると分かりやすくなります。
JALカードは大きく5種類
まず、カードランクごとの主な違いをまとめます。
| 普通カード | CLUB-A | CLUB-Aゴールド | プラチナ | プラチナ Pro | |
|---|---|---|---|---|---|
| 本会員年会費 | 2,200円~ | 11,000円 | 17,600円~ | 34,100円 | 77,000円 |
| SMP | +4,950円 | +4,950円 | 料金に含む | 料金に含む | 料金に含む |
| 通常ショッピング | 200円=1マイル | 200円=1マイル | 100円=1マイル | 100円=1マイル | 100円=1マイル |
| SMP加入時 | 100円=1マイル | 100円=1マイル | ― | ― | ― |
| 搭乗ボーナス | +10% | +25% | +25% | +25% | +25% |
| 入会搭乗ボーナス | 1,000マイル | 5,000マイル | 5,000マイル | 5,000マイル | 5,000マイル |
| 毎年初回搭乗 | 1,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル |
| 国際線ビジネスクラス・チェックイン | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
| カード会社の空港ラウンジ | △※ | × | ○ | ○ | ○ |
| Priority Pass | × | × | △※ | ○ | ○ |
| アドオンマイル | × | × | △※ | 100円=+2マイル | 100円=+2マイル |
| 年間利用ボーナス | ― | ― | ― | ― | 300万円以上:1万マイル 500万円以上:2万マイル |
| 継続ボーナス | ― | ― | ― | ― | 毎年8,000マイル |
| 家族カード年会費 | 1,100円~ | 3,850円 | 8,800円~ | 17,050円 | 4,400円 |
※CLUB-Aゴールドは、Visa・Mastercard・JCB・TOKYU・OPが17,600円、JALカードSuica・JALアメックスが20,900円、JALダイナースが34,100円です。
※普通カードでもJAL Amexはカード会社の空港ラウンジを利用できます。
※JAL AmexのCLUB-Aゴールドにはアドオンマイルがあります。
※原則としてCLUB-AゴールドにPriority Passは付帯しませんが、JALダイナースカードでは利用できます。
※年会費・サービス内容は提携ブランドによって異なります。
なお、カードランクによっては、
- 空港免税店の割引
- ジャルパック商品の割引
- コンシェルジュサービス
- カード付帯保険
- ショッピング保険
- 航空便遅延に関する補償
などにも違いがあります。
ただ、すべて比較するとかなり複雑になるため、今回は「どのJALカードを選べばいいか」を分かりやすくするため、カード選びに影響しやすい項目を中心に比較します。
まず一番重要!高いカードほど日常のマイル・LSPが貯まるわけではない
JALカード選びで、まず押さえておきたいポイントです。
普通カードとCLUB-Aは通常、
200円=1マイル
です。
しかし年間4,950円の、
JALカードショッピングマイル・プレミアム(SMP)
に加入すると、
100円=1マイル
になります。
CLUB-Aゴールド以上は、最初からSMPが料金に含まれています。
日常の買い物だけで比較すると、
| カード | 10万円利用 | 100万円利用 |
|---|---|---|
| 普通・SMPなし | 500マイル | 5,000マイル |
| 普通・CLUB-A+SMP | 1,000マイル | 10,000マイル |
| CLUB-Aゴールド・プラチナ・Pro | 1,000マイル | 10,000マイル |
つまり、
普通カード+SMPでも、日常ショッピングの基本的なマイル還元率はゴールド・プラチナ・Proと同じです。
「ゴールドだから日常の買い物でもたくさんマイルが貯まる」
「プラチナだから普通の買い物でもさらに貯まる」
というわけではありません。
※JAL航空券などアドオンマイル対象商品については、プラチナ等が有利になります。
LSPの貯まり方も基本的には同じ
Life Status ポイントについても考え方は同じです。
JALカードでは、
対象となるショッピングマイル2,000マイルごとに5LSP
が貯まります。
| カード | 2,000マイルに必要な通常決済額 | LSP |
|---|---|---|
| 普通・SMPなし | 40万円 | 5LSP |
| 普通・CLUB-A+SMP | 20万円 | 5LSP |
| CLUB-Aゴールド・プラチナ・Pro | 20万円 | 5LSP |
つまり、
普通カード+SMPでも、ゴールド・プラチナ・Proでも、通常の買い物でLSPを貯めるスピードは同じです。
そのため、
「LSPを貯めたいから、とりあえず高いJALカードを選ぶ」必要はありません。
JALカード特約店ならさらに2倍
もう一つ知っておきたいのが、
JALカード特約店
です。
SMP加入済みなら、通常のお店では、
100円=1マイル
ですが、
JALカード特約店なら、
100円=2マイル
になります。
例えば20万円使うと、
| 20万円利用 | 通常店 | JALカード特約店 |
|---|---|---|
| SMPあり | 2,000マイル | 4,000マイル |
| LSP | 5LSP | 10LSP |
つまり、
カードランクだけでなく、「どこでJALカードを使うか」もマイル・LSPを貯めるうえでは重要
ということです。
では上位カードにする意味は何?
ここまで読むと、
「それなら普通カード+SMPでいいのでは?」
と思うかもしれません。
実際、
日常決済でJALマイルやLSPを貯めることが中心なら、普通カード+SMPが基本
だと思います。
では、CLUB-A以上にする意味は何なのか。
大きな違いの一つが、
飛行機に乗ったときのボーナスマイル
です。
| 普通カード | CLUB-A以上 | |
|---|---|---|
| 入会搭乗ボーナス | 1,000マイル | 5,000マイル |
| 毎年初回搭乗 | 1,000マイル | 2,000マイル |
| 毎回の搭乗ボーナス | +10% | +25% |
| 国際線ビジネスクラス・チェックイン | × | ○ |
ただし、
飛行機に少し多く乗るだけでCLUB-A以上が圧倒的にお得になるわけではありません。
岡山-羽田でどのくらい違う?
例えば岡山-羽田は片道356区間マイルです。
75%積算となる運賃なら、
片道約267フライトマイル
です。
普通カードは+10%。
CLUB-A以上は+25%。
差は15%なので、
1搭乗あたり約40マイル
しか変わりません。
2年目以降について、毎年初回搭乗ボーナスの差1,000マイルも含めると、
| 年間利用 | CLUB-A以上で増えるマイル |
|---|---|
| 年1往復 | 約1,080マイル |
| 年3往復 | 約1,240マイル |
| 年6往復 | 約1,480マイル |
| 月1往復 | 約1,960マイル |
例えば私の場合、
岡山-東京を飛行機で利用するのは年間3往復程度
です。
年間3往復=6搭乗なら、CLUB-A以上にすることで2年目以降に増えるマイルは、
年間約1,240マイル
です。
仮に、
1マイル=2円
として考えても、
約2,480円相当。
普通カードの年会費は2,200円。
CLUB-Aは11,000円なので、
年会費差は8,800円
です。
普通カード+SMPとCLUB-A+SMPを比較しても、SMPはどちらも4,950円なので、
差額は同じ8,800円
です。
少なくとも私の利用状況では、
搭乗ボーナスマイルだけを目的に年間8,800円追加してCLUB-Aへ上げるメリットはそれほど大きくない
ということになります。
このように、
自分が年間によく利用する路線で、「普通カードとCLUB-Aで何マイル変わるのか」を一度計算してみる
のが一番分かりやすいと思います。
自分で計算するのが難しければ、
「岡山-羽田を年3往復する場合、普通カードとCLUB-Aでは年間何マイル違う?」
といった形でChatGPTなどに聞いてみてもいいと思います。
そのうえで、
増えるマイルや国際線ビジネスクラス・チェックインに、年間8,800円の差額を払う価値があるか
を判断すればOKです。
CLUB-AとCLUB-Aゴールドならどちら?
CLUB-Aを検討する場合、次に迷いやすいのが、
「CLUB-Aにするか、CLUB-Aゴールドまで上げるか」
です。
CLUB-Aは、
年会費11,000円
です。
日常決済でも100円=1マイルにするためSMPを付けると、
11,000円+4,950円=15,950円
になります。
一方、一般的なCLUB-Aゴールドは、
17,600円
です。
差は、
年間1,650円
です。
| カード | 年間コスト |
|---|---|
| CLUB-A | 11,000円 |
| CLUB-A+SMP | 15,950円 |
| CLUB-Aゴールド | 17,600円 |
CLUB-AとCLUB-Aゴールドは、
搭乗ボーナスは同じ
です。
一方、一般的なCLUB-Aゴールドでは、
提携カード会社の空港ラウンジ
を利用できます。
そのため、
「CLUB-A+SMPより年間1,650円多く払って、空港ラウンジも利用したいか?」
を判断基準の一つにすると分かりやすいと思います。
すでに別のクレジットカードで空港ラウンジを利用できるのであれば、
CLUB-A+SMPでも十分
かもしれません。
逆に、
年間1,650円の差ならゴールドにしておこう
という考え方もあります。
※実際には保険や補償などにも違いがありますが、今回は分かりやすさを優先して割愛します。
プラチナは何が違う?
プラチナは、
年会費34,100円
です。
通常の買い物については、
100円=1マイル
なのでゴールドと同じです。
大きな違いは、
アドオンマイルとPriority Pass
です。
JALグループの航空券など対象商品を購入すると、
通常ショッピングマイル+特約店マイル+アドオンマイル
で、
最大100円=4マイル
になります。
例えばJAL航空券を年間50万円購入すると、
| カード | 最大獲得マイル |
|---|---|
| 通常の特約店扱い | 10,000マイル |
| プラチナ | 20,000マイル |
差は、
10,000マイル
です。
さらに、
Priority Pass
も利用できます。
※Priority Passだけを目的にする場合は、CLUB-Aゴールドに分類されるJALダイナースカードも選択肢になります。
そのため、
- JAL航空券を多く購入する
- アドオンマイルを活用したい
- 海外旅行でPriority Passを利用したい
という人は、
プラチナ
を検討しやすくなります。
つまりプラチナは、
「日常ショッピングの還元率を上げるためのカード」ではなく、「JAL航空券や空港サービスを充実させるためのカード」
と考えると分かりやすいと思います。
プラチナ Proは77,000円の元が取れる?
プラチナ Proは、
年会費77,000円
です。
通常ショッピングは、
100円=1マイル
なので、そこだけを見るとプラチナと同じです。
大きな違いは、
年間決済額に応じたボーナスマイル
です。
| 特典 | 内容 |
|---|---|
| 入会・継続ボーナス | 毎年8,000マイル※本会員 |
| 年間利用ボーナス | 300万円以上10,000マイル/500万円以上20,000マイル※本会員 |
| アドオンマイル | 100円=+2マイル |
| サクララウンジeクーポン | 年1回※本会員 |
| 家族カード | 年4,400円 |
家族カード利用分も、年間300万円・500万円の判定に合算されます。
通常のプラチナは34,100円。
プラチナ Proは77,000円なので、
差額は42,900円
です。
Pro独自のボーナスマイルを比較すると、
| 年間利用額 | 継続ボーナス | 利用ボーナス | プラチナより増えるマイル |
|---|---|---|---|
| 300万円 | 8,000 | 10,000 | 18,000マイル |
| 500万円 | 8,000 | 20,000 | 28,000マイル |
例えば1マイルを仮に1.5~2円程度で使えるとすると、
年間300万円では、
約27,000~36,000円相当
年間500万円では、
約42,000~56,000円相当
です。
そのため、
JALカードをメインカードにして年間300万円、500万円と決済を集中する人ほど、プラチナ Proを検討しやすくなる
と考えられます。
特に、
家族カードも含めて家計の決済をJALカードへまとめる人
とは相性がいいカードです。
※1マイルの価値は使い方によって変わるため、金額換算はあくまで一例です。
家族カードを作る意味はある?
JALには、
JALカード家族プログラム
があり、家族それぞれが貯めたマイルを特典交換時に合算できます。
そのため、
「それなら夫婦それぞれ本会員カードを作ればいいのでは?」
と思うかもしれません。
ただ、家族カードにはメリットがあります。
① 年会費を抑えられる
| カード | 本会員 | 家族カード |
|---|---|---|
| 普通 | 2,200円~ | 1,100円~ |
| CLUB-A | 11,000円 | 3,850円 |
| ゴールド | 17,600円~ | 8,800円~ |
| プラチナ | 34,100円 | 17,050円 |
| プラチナ Pro | 77,000円 | 4,400円 |
夫婦それぞれ本会員カードを作るより、
本会員+家族カードの方が年会費を抑えられます。
また、普通カードやCLUB-Aの場合、
本会員がSMPに加入していれば、
家族カード利用分にもSMPが適用
されます。
家族会員が別途4,950円を支払う必要はありません。
② ショッピングマイルとLSPを本会員に集中できる
家族カードで買い物をすると、
ショッピングマイルは本会員に積算
されます。
さらに、
カード決済によって貯まるLSPも本会員に積算
されます。
マイルについては家族プログラムで特典交換時に合算できますが、
LSPそのものを家族間で合算することはできません。
そのため、
「夫婦のどちらか1人にLSPを集中して貯めたい」
場合には、家族カードにメリットがあります。
③ プラチナ Proは家族カード決済も年間利用額に合算
プラチナ Proでは、
年間300万円・500万円の利用判定に、
家族カード利用分も合算
されます。
例えば、
本人300万円+家族カード200万円=合計500万円
として判定されます。
そのため、
JALカードを家計のメインカードとして利用するほど、家族カードのメリットは大きくなります。
次に「提携ブランド」を選ぶ
カードランクを決めたら、最後に提携ブランドを選びます。
すべてのランクですべてのブランドを選べるわけではありません。
| 提携ブランド | 普通 | CLUB-A | ゴールド | プラチナ | Pro |
|---|---|---|---|---|---|
| Visa | ○ | ○ | ○ | ― | ― |
| Mastercard | ○ | ○ | ○ | ― | ― |
| JCB | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| JALカードSuica | ○ | ○ | ○ | ― | ― |
| TOKYU POINT ClubQ | ○ | ○ | ○ | ― | ― |
| OPクレジット | ○ | ○ | ○ | ― | ― |
| JAL Amex | ○ | ― | ○ | ○ | ― |
| JALダイナース | ― | ― | ○ | ― | ― |
提携ブランドはどう選ぶ?
基本的には、
普段よく使う鉄道やサービスがあるなら、それに対応した提携カードを選ぶ。
特にないのであれば、
Visa・Mastercard・JCBなどのシンプルなJALカードで十分
だと思います。
鉄道をよく利用する人
鉄道系サービスをよく利用する人なら、対応するJALカードを検討できます。
JR東日本・Suicaをよく使う
↓
JALカードSuica
- Suica
- Suicaオートチャージ
- JRE POINT
- JR東日本の対象サービス
などとの組み合わせです。
JR東日本やSuicaを普段からよく使う人
には相性のいいJALカードです。
※JR西日本・ICOCAを中心に利用する人向けのカードではありません。
東急沿線・PASMOをよく使う
↓
JALカード TOKYU POINT ClubQ
- TOKYU POINT
- 東急グループ
- PASMOオートチャージ
などとの組み合わせです。
東急沿線や東急グループをよく利用する人
に向いています。
小田急沿線・PASMOをよく使う
↓
JALカード OPクレジット
- 小田急ポイント
- 小田急グループ
- PASMOオートチャージ
などとの組み合わせです。
小田急沿線をよく利用する人
に向いています。
鉄道系については、
| よく使うサービス | 選択肢 |
|---|---|
| JR東日本・Suica・JRE POINT | JALカードSuica |
| 東急・TOKYU POINT・PASMO | TOKYU POINT ClubQ |
| 小田急・小田急ポイント・PASMO | OPクレジット |
という形で考えると分かりやすいと思います。
JAL Amex
JAL Amexの分かりやすい特徴は、
普通カードでもカード会社の空港ラウンジを利用できる
ことです。
一般的なJAL普通カードは、
年会費2,200円
ですが、
JAL Amex普通カードは、
年会費6,600円
です。
つまり、
年間4,400円高くなります。
| カード | 年会費 |
|---|---|
| 一般的なJAL普通カード | 2,200円 |
| JAL Amex普通カード | 6,600円 |
| 差額 | +4,400円 |
そのため、
「普通カードを選びたいけれど、年間4,400円追加してカード会社の空港ラウンジも利用したい」
という人にはJAL Amex普通カードが候補になります。
JALダイナース
JALダイナースは、
CLUB-Aゴールドのみ
です。
一般的なCLUB-Aゴールドは、
年会費17,600円
ですが、
JALダイナースは、
年会費34,100円
です。
つまり、
年間16,500円高くなります。
| カード | 年会費 |
|---|---|
| 一般的なCLUB-Aゴールド | 17,600円 |
| JALダイナース | 34,100円 |
| 差額 | +16,500円 |
その分、ダイナース独自のサービスを利用できます。
代表的なものとして、
- 対象レストランで所定のコースを2名以上利用すると、1名分のコース料金が無料になる「エグゼクティブ ダイニング」
- 旅行・レストランなどに関するダイナース独自の優待
などがあります。
年間16,500円の差額を払ってでも、ダイナースのラウンジやレストラン優待などを利用したい
のであれば、
JALダイナースを検討する、という考え方になります。
結局、どのJALカードを選べばいい?
この記事を読んでいる人は基本的に、
「JALカードでマイルやLSPを貯めたい」
という人が多いと思います。
そう考えると、カード選びは次の順番で考えるとシンプルです。
STEP1 まずは「普通カード+SMP」を基準にする
飛行機にはほとんど乗らなくても、
日常の買い物でJALマイルやLSPを貯めたい
のであれば、
↓
普通カード+SMP
を基本に考えます。
年会費は、
2,200円+4,950円=7,150円
です。
これで通常決済は、
100円=1マイル
になります。
LSPについても、
20万円の通常決済 → 2,000マイル → 5LSP
なので、
ゴールドやプラチナと基本的な貯まり方は同じです。
まずは、
普通カード+SMPを基準
にして、そこから上位カードの追加特典に年会費を払う価値があるかを考えていくと分かりやすいと思います。
STEP2 搭乗ボーナスや国際線ビジネスクラス・チェックインが欲しい?
普通カードの年会費は、
2,200円
CLUB-Aは、
11,000円
です。
差額は、
年間8,800円
です。
そこで、
CLUB-Aにすることで年間何マイル増えるのか
を自分の利用路線で計算します。
そのうえで、
- 増える搭乗ボーナスマイル
- 国際線ビジネスクラス・チェックイン
などに、
年間8,800円を追加して払う価値があるか
を判断します。
価値を感じるのであれば、
↓
CLUB-A
を検討します。
STEP3 さらに空港ラウンジも利用したい?
CLUB-A+SMPは、
15,950円
一般的なCLUB-Aゴールドは、
17,600円
です。
差額は、
1,650円
です。
この1,650円を追加して、
カード会社の空港ラウンジも利用したい
のであれば、
↓
CLUB-Aゴールド
を検討します。
すでに他のカードで空港ラウンジを利用できるのであれば、
CLUB-A+SMPでも十分
かもしれません。
STEP4 Priority Passやアドオンマイルが欲しい?
さらに、
- Priority Passを利用したい
- JAL航空券購入でアドオンマイルを貯めたい
- JAL航空券を年間かなり購入する
という人なら、
↓
プラチナ
を検討します。
プラチナでは、
対象となるJAL航空券などで、
最大100円=4マイル
まで貯められます。
つまり、
JAL航空券購入や海外旅行時の空港ラウンジを重視する人
にとって、プラチナが候補になります。
STEP5 さらにJALカードをメインカードにする?
プラチナのサービスに加えて、
JALカードを家計のメインカードとして年間300万円、500万円と決済を集中する
のであれば、
↓
プラチナ Pro
も検討します。
プラチナ Proでは、
- 毎年8,000マイルの継続ボーナス
- 年間300万円以上で10,000マイル
- 年間500万円以上で20,000マイル
といったボーナスマイルがあります。
家族カード利用額も年間利用額に合算できます。
つまり、
プラチナの旅行特典も欲しい
+
JALカードをメインカードとして年間高額決済する
という人が、
プラチナ Pro
を検討するイメージです。
JALカード選びをシンプルにまとめると
| 自分の使い方 | 検討するカード |
|---|---|
| 日常決済でJALマイル・LSPを貯めたい | 普通カード+SMP |
| 搭乗ボーナス・国際線ビジネスクラス・チェックインが欲しい | CLUB-A |
| CLUB-Aの特典+カード会社の空港ラウンジも使いたい | CLUB-Aゴールド |
| Priority Pass・アドオンマイルを利用したい | プラチナ |
| JALカードをメインカードにして年間高額決済する | プラチナ Pro |
最後に提携ブランドについて、
JR東日本・東急・小田急など普段よく利用するサービスがあるなら、それに対応するJALカードを選ぶ。
特にないのであれば、
Visa・Mastercard・JCBなどのシンプルなJALカードを選ぶ。
これで十分です。
JALカードは、
「自分が実際に使う特典にだけ年会費を払う」
この考え方で選ぶと、自分に合ったカードをかなり絞りやすくなると思います。
※本記事は2026年9月29日時点の情報をもとに作成しています。年会費、マイル積算条件、各種サービスは変更される場合がありますので、申込時にはJALカード公式サイトをご確認ください。

1級FP 磯山裕樹