【2026年最新】JALマイルとANAマイル、どっちを貯める?初心者向けに違いを徹底比較

マイルを貯めようと思ったとき、

「JALマイルとANAマイル、結局どっちを貯めればいいの?」

と迷う方は多いと思います。

私は初心者の方であれば、まず次の2つを比較すれば十分だと思っています。

比較するポイント 見るところ
① どこへ飛んでいるか 普段使う空港から、自分が行きたい場所へどちらが便利か
② 国内線特典航空券 必要マイル数の決まり方、変更・キャンセル、独自特典が自分に合うか

つまり、

「どこへ行きたいのか」

と、

「マイルを使って航空券を取るとき、どちらの仕組みが自分の旅行スタイルに合うのか」

この2つから考えていきます。

① まず「どこへ飛んでいるか」を確認する

一番最初に確認したいのは、

家から近い空港から、自分が行きたい場所へどちらが飛んでいるのか

です。

いくら効率よくマイルが貯まっても、自分が行きたい場所へ使えなければ意味がありません。

国内旅行の場合

例えば我が家が普段利用するのは岡山空港です。

岡山―東京(羽田)は、JAL・ANAの両方が利用できます。

一方、直行便で見ると、

岡山―沖縄(那覇)はJALグループ

岡山―札幌(新千歳)はANA

という違いがあります。

そのため、

沖縄へよく行くならJAL

北海道へよく行くならANA

というように、住んでいる場所と旅行先によって相性が変わります。

「普段使う空港から、自分はどこへ行きたいのか?」

を確認するのがまず一番ですね。

海外旅行の場合

海外旅行も、基本的には国内旅行と同じです。

「自分がどこへ行きたいのか?」

から考えればいいと思います。

ただし海外の場合、JALとANAでは提携している航空会社が違います。

JALは、

oneworld(ワンワールド)

という航空会社連合に加盟しています。

例えば、

  • アメリカン航空
  • キャセイパシフィック航空
  • ブリティッシュ・エアウェイズ
  • フィンエアー
  • カタール航空

などがあります。

一方ANAは、

Star Alliance(スターアライアンス)

に加盟しています。

例えば、

  • ユナイテッド航空
  • シンガポール航空
  • ルフトハンザ航空
  • エアカナダ
  • タイ国際航空

などがあります。

このような提携航空会社では、条件を満たせば、

JALマイル・ANAマイルを使って特典航空券を取ったり、

反対に、

海外の提携航空会社に乗ってJALマイル・ANAマイルを貯めたり

することができます。

例えば対象となるアメリカン航空の航空券に乗り、JALマイレージバンクへ積算するよう登録すれば、アメリカン航空独自のマイルではなく、JALマイルとして貯めることもできます。

そのため、

海外旅行のたびに、いろいろな航空会社のマイルがバラバラに貯まるのを防ぎやすい

というメリットもあります。

海外旅行ではアライアンスまで気にする必要がある?

一般的な海外旅行なら、そこまで難しく考えなくてもいいと思います。

東京から、

  • ニューヨーク
  • ロンドン
  • パリ
  • シンガポール
  • バンコク
  • シドニー

などの主要都市へ行く場合は、JAL側・ANA側ともにかなり広いネットワークがあります。

一方、

「毎年この国へ行く」

「年に何度も同じ都市へ行く」

「乗り継ぎではなく直行便で行きたい」

という人は少し確認した方がいいでしょう。

特に少しマイナーな都市になってくると、

直行便を運航している航空会社がJAL側なのか、ANA側なのか

によって便利さが変わることがあります。

つまり海外旅行でも、

「自分がよく行く場所へどちらが便利か?」

と考えれば十分です。

国内旅行と基本的な考え方は同じです。

② 国内線特典航空券の仕組みがJALとANAで違う

次に重要なのが、

貯めたマイルを国内線の航空券へ交換するときの違い

です。

JALとANAの国内線特典航空券には、大きく3つの違いがあります。

  • ① 必要マイル数の決まり方が違う
  • ② 予約後の変更・キャンセル条件が違う
  • ③ それぞれ独自のお得な特典がある

順番に見ていきます。

違い① 必要マイル数の決まり方が違う

まず、マイルで航空券を取るときの、

「何マイル必要なのか?」

という決まり方が違います。

簡単に整理すると、

JAL=基本マイルは決まっているが、空席が少なくなると追加マイルが必要になることがある

ANA=距離とシーズンによって必要マイルが決まっている

という違いです。

岡山―東京で比較してみる

岡山―東京(羽田)の普通席を片道で比較すると分かりやすいです。

岡山―東京・片道 JAL ANA
基本的な必要マイル 7,500マイル ロー:7,000マイル
レギュラー:8,500マイル
ハイ:10,500マイル
基本の特典席がないとき PLUSで追加マイルを使って予約できる場合あり 特典航空券の席がなければ予約できない

JALの国内線特典航空券の必要マイルは、

岡山―東京の場合、

基本7,500マイル

です。

ただし、7,500マイルで予約できる席がなくなった場合でも、

「特典航空券PLUS」

という仕組みがあります。

これは、

「基本マイルでは取れないけれど、もう少しマイルを使うなら予約できます」

という仕組みです。

つまりJALの場合、

  • 基本マイルで空席あり → 7,500マイルで予約
  • 基本マイルで取れる席なし → 追加マイルを使えば予約できる場合がある

となります。

一方ANAは、岡山―東京の場合、

ローシーズン:7,000マイル

レギュラーシーズン:8,500マイル

ハイシーズン:10,500マイル

と、あらかじめ決まっています。

予約が集中したから、

8,500マイルが15,000マイル、20,000マイル、

と増えていくわけではありません。

ただし、

特典航空券として用意されている席がなくなれば、その便はマイルでは予約できません。

つまりANAは、

  • 特典航空券の席あり → 決められたマイル数で予約
  • 特典航空券の席なし → その便は予約できない

という仕組みです。

「JALとANA、どちらの方が少ないマイルで乗れる?」とは一概に言えない

例えば岡山―東京なら、

ANAのローシーズンは7,000マイルなので、JALの7,500マイルより少なくなります。

一方、ANAのレギュラーシーズンなら8,500マイル。

ハイシーズンなら10,500マイルなので、JALの基本7,500マイルの方が少なくなります。

ただしJALは空席状況によってPLUSとなり、必要マイル数が増える可能性があります。

そのため、

「ANAの方が少ないマイルで乗れる」

とも、

「JALの方が少ないマイルで乗れる」

とも一概には言えません。

大きな違いは、

JALは多少マイルが増えても希望日の便を取れる可能性が残る。

ANAは必要マイル数が決まっていて分かりやすい反面、特典席がなくなるとその便は取れない。

というところです。

違い② 予約後の変更・キャンセル条件が違う

2つ目は、

予約した後に予定が変わった場合の扱い

です。

ここもJALとANAでかなり違います。

JAL ANA
日付変更 不可 可能
同一区間の便変更 不可 可能
区間変更 不可 不可
未使用特典の払い戻し 1名・1特典1,000円 1名3,000円または3,000マイル

JAL国内線特典航空券は、

予約後の日付・便変更ができません。

変更したい場合は、

一度払い戻して、改めて予約を取り直す必要があります。

すべて未使用など所定の条件を満たしていれば、払い戻し手数料は、

1名・1特典につき1,000円

です。

一方ANAは、

同一区間であれば日付や搭乗便を変更できます。

例えば、

11月20日 岡山→東京

を、

11月21日 岡山→東京

へ変更することができます。

シーズンが変わって必要マイル数が変わる場合には、マイルの差額を調整します。

ただし、

旅行そのものを取りやめて全区間を払い戻す

場合には、

1名につき3,000円または3,000マイル

が必要です。

ですから、

「旅行には行く。ただ、日にちや便を変えることはありそう」

という人にはANAの方が使いやすいでしょう。

一方、

「行けなくなったら、その旅行自体を一度キャンセルする」

という人にとっては、JALの払い戻し手数料の低さがメリットになります。

違い③ JAL・ANAそれぞれに独自のお得な特典がある

3つ目は、

通常の国内線特典航空券とは別に、それぞれ特徴的なサービスがある

ことです。

JAL「どこかにマイル」

JALには、

「どこかにマイル」

があります。

往復7,000マイルで利用でき、

申し込み時に表示された4つの候補地の中から、行き先が決まります。

例えば、

「東京からどこかへ旅行したいけれど、行き先にはそれほどこだわらない」

という人なら、

通常より少ないマイルで旅行できる面白いサービスです。

ANA「今週のトクたびマイル」

ANAには、

「今週のトクたびマイル」

があります。

毎週対象路線が発表され、

その対象路線なら、

通常より少ないマイル数で国内線特典航空券を取ることができます。

そのため、

「この週なら旅行できる」

「行き先をある程度柔軟に決められる」

という人には使いやすい制度です。

結局、JALとANAはどうやって選べばいい?

JALマイルとANAマイルには、細かな違いがたくさんあります。

ただ、初心者の方がすべて覚える必要はないと思います。

まず確認するのは、

① 普段使う空港から、どこへ行きたいのか

そして、

② 特典航空券の仕組みが、自分の旅行スタイルに合っているのか

この2つです。

私がANAではなくJALマイルを貯めている理由

では、我が家の場合はどうなのか。

我が家では、

JALマイルを中心に貯めています。

理由は大きく2つです。

理由① 岡山から沖縄へ行く機会が多い

我が家が普段利用するのは岡山空港です。

東京ならJAL・ANAどちらでも利用できます。

ただ、家族旅行では北海道より沖縄へ行く機会が多いため、

岡山―沖縄の直行便を利用できるJALグループの方が、我が家には使いやすい

と考えました。

理由② 家族旅行では「変更」より「キャンセル」を重視している

もう一つが、

特典航空券の変更・キャンセル条件

です。

ANAなら、

同一区間で日付や便を変更できます。

これはかなり便利です。

ただ我が家の場合、

夫婦と子ども2人で数泊の家族旅行へ行くことが多いため、

「飛行機だけ翌週へ変更する」

という使い方はそれほど多くないと思っています。

例えば、

夏休みに沖縄へ行って海で遊ぼう

と旅行を予約したとします。

ところが直前に子どもが体調を崩して行けなくなった。

だからといって、

「では冬に沖縄へ変更しよう」

とは、なかなかなりません。

夏の沖縄へ行くのは、

  • 海で遊びたい
  • 夏らしい旅行をしたい

という目的があるからです。

さらに、

  • ホテル
  • レンタカー
  • 学校
  • 仕事

など、家族全員の予定も組み直す必要があります。

そのため我が家の場合は、

日付を変更できることより、旅行そのものを取り消すときの負担が小さいこと

を重視しています。

仮に家族4人それぞれ1特典をすべて未使用で払い戻す場合、

JALなら、

1,000円×4人=4,000円

ANAなら、

3,000円×4人=12,000円

または、

3,000マイル×4人=12,000マイル

です。

我が家にとっては、この違いは意外と大きいと感じています。

※本記事は2026年10月2日時点のJAL・ANA公式情報をもとに作成しています。必要マイル数、運航路線、変更・払い戻し条件、特典内容などは今後変更される可能性があります。

この記事が、
家計を整えるきっかけになれば嬉しいです。

 

1級FP 磯山裕樹

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