【2026年最新】ヒルトンとマリオットどっちがいい?年間200万・300万・500万円で変わる選び方

ホテル系クレジットカードを検討していると、

「ヒルトンとマリオット、結局どっちがいいの?」

と迷う方も多いと思います。

どちらも、

  • カードを持つだけでホテルの上級会員になれる
  • カード利用で無料宿泊特典がもらえる
  • ホテル宿泊で使えるポイントが貯まる

など、似ている部分があります。

ただ、詳しく比べてみると、

HiltonとMarriottでは強みがかなり違います。

今回は、

無料宿泊・ステータス・朝食・国内ホテル数・ポイント・航空マイル

などを項目別に比較して、

最後に、

Hiltonが向いている人

Marriottが向いている人

を整理します。

まずはカードの基本スペックを比較

Hilton・Marriottともに、

  • 一般カード
  • 上位カード

があります。

まずは基本条件を比較します。

一般カード

比較項目 Hilton一般 Marriott一般
年会費 16,500円 34,100円
家族カード 1枚目無料 1枚目無料
カード保有ステータス Gold Gold
通常利用 100円=2P 100円=2P
ホテル利用 100円=3P 100円=5P
無料宿泊 年150万円+継続で1泊 年250万円+継続で最大50,000P
無料宿泊の曜日 金・土・日 曜日制限なし

上位カード

比較項目 Hilton Premium Marriott Premium
年会費 66,000円 82,500円
カード保有ステータス Gold Gold
上位ステータス 年200万円でDiamond 年500万円でPlatinum
通常利用 100円=3P 100円=3P
無料宿泊 継続で1泊、年300万円+継続で最大2泊 年400万円+継続で最大75,000P
無料宿泊の曜日 金・土・日 曜日制限なし

比較① 無料宿泊特典

まず大きく違うのが、

カードを継続したときにもらえる無料宿泊特典

です。

比較項目 Hilton Marriott
一般 150万円+継続で1泊 250万円+継続で最大50,000P
Premium 継続で1泊、300万円+継続で最大2泊 400万円+継続で最大75,000P
曜日 金・土・日のみ 曜日制限なし
利用条件 スタンダードルームに空室があること 必要ポイント数が上限内であること

Hilton Premiumの大きな特徴は、

カードを継続するだけでウィークエンド無料宿泊1泊分

がもらえることです。

さらに年間300万円以上利用して継続すると、

もう1泊追加され、最大2泊

になります。

一方、Marriott Premiumは、

年間400万円+カード継続

で最大75,000ポイントまでの無料宿泊特典1泊分がもらえます。

Hiltonは週末限定

Hiltonの無料宿泊特典を利用できるのは、

  • 金曜日
  • 土曜日
  • 日曜日

の夜です。

そのため、

週末旅行が多い人

には使いやすい特典です。

Marriottは曜日制限なし

Marriottの無料宿泊特典には、

曜日制限がありません。

そのため、

  • 平日に旅行する
  • 混雑を避けたい
  • 平日の方が休みを取りやすい

という人にはMarriottの方が使いやすいです。

つまり、

週末中心ならHilton

曜日を選ばず使いたいならMarriott

という違いがあります。

比較② Goldの朝食特典

上位ステータスまで狙わなくても、カードを持つだけでも違いがあります。

Hilton・Marriottともに一般・Premiumカードを持つと、

Goldステータス

になります。

ただし、

Goldで受けられる朝食特典が違います。

Hilton Gold

Hilton Goldは、日本を含む米国外の対象ブランドで、

会員本人+同室1名

に朝食特典があります。

Marriott Gold

Marriott Goldには、

無料朝食特典はありません。

朝食やラウンジを利用したい場合は、

Platinum以上を狙うことになります。

つまり、

カード保有だけで朝食特典まで欲しいならHilton

という違いがあります。

比較③ 上級ステータスの取りやすさ

一般カードの場合は、

Hilton・Marriottともに、カード決済額によってさらに上のステータスを取得する仕組みはありません。

一方、

それぞれの上位カードでは、年間カード利用額に応じてさらに上のステータスを狙うことができます。

比較すると、

比較項目 Hilton Premium Marriott Premium
カード保有 Gold Gold
カード利用で狙える上位ステータス Diamond Platinum
必要カード利用額 年間200万円 年間500万円
集計期間 1月1日~12月31日 1月1日~12月31日

上級ステータスになると何が変わる?

上位ステータスになるメリットの一つが、

朝食やラウンジなど、ホテル滞在時の特典が増えること

です。

比較項目 Hilton Diamond Marriott Platinum
朝食特典 ○(Gold特典) 対象ブランドで○
客室アップグレード ○ ○
エグゼクティブラウンジ 対象ホテルで○ 対象ホテルで○
ボーナスポイント +100% +50%
レイトチェックアウト 空室状況による 最大16時まで

エグゼクティブラウンジのある対象ホテルでラウンジを利用できるようになります。

ホテルによって内容は異なりますが、

  • 軽食
  • ドリンク
  • アルコール
  • カクテルタイム
  • 朝食

などを楽しめることがあります。

ただし、

Hiltonは年間200万円、

Marriottは年間500万円、

という違いがあるため、

少ない決済額で朝食やラウンジまで含めた上級会員体験をしたい

のであれば、Hiltonの方が条件は達成しやすいです。

比較④ 日本国内のホテル数

旅行で実際に使うことを考えると、

ホテルがどこにどれくらいあるか

もかなり重要です。

2026年9月19日時点で公式サイトに表示されている日本国内のホテル数は、

Marriott Bonvoy:133軒

Hilton Honors:54軒

です。

単純な件数では、

Marriottの方が2倍以上多い

ことになります。

 


出典:マリオットHPより


出典:アメックスHPより

 


出典:HPCJHPより

MarriottとHiltonを都道府県別に比較

都道府県 Marriott Bonvoyの主なホテル Hilton Honorsの主なホテル
北海道 Courtyard札幌、Westinルスツ、Fairfield北海道各地、Moxyニセコビレッジなど Hiltonニセコビレッジ
青森 ― ―
岩手 Four Points Flex盛岡 ―
宮城 Westin仙台 ―
秋田 ― ―
山形 ― ―
福島 ― ―
茨城 ― ―
栃木 Ritz-Carlton日光、Fairfield栃木宇都宮・もてぎ・日光など ―
群馬 ― ―
埼玉 ― ―
千葉 Sheraton Grande Tokyo Bay Hilton東京ベイ、Hilton成田
東京 Ritz-Carlton東京、Westin東京、EDITION銀座・虎ノ門、JW Marriott東京、東京Marriottなど多数 Hilton東京、Conrad東京、Hilton東京お台場、DoubleTree東京有明、SLH各ホテル、Hotel Gajoen LXR(2027年予定)、Waldorf Astoria東京日本橋(2027年予定)、Canopy東京赤坂(2028年予定)
神奈川 Westin横浜、横浜Bay Sheraton、Courtyard新横浜駅(2026年Q4予定)、HOTEL THE MITSUI HAKONE(2026年Q4予定) Hilton横浜、Hilton小田原、Conrad横浜(2027年予定)、LXR箱根強羅(2028年予定)
山梨 Fuji Marriott山中湖、Fairfield山梨甲州勝沼(2028年予定) ―
新潟 ― ―
富山 ― DoubleTree by Hilton富山
石川 Four Points Flex金沢 ―
福井 Courtyard福井 ―
長野 軽井沢Marriott、Courtyard白馬、松本十帖、THE GROVE KARUIZAWA(2027年予定)、Moxy松本(2027年予定) 旧軽井沢KIKYO Curio Collection
岐阜 Fairfield岐阜各地 Hilton高山 Resort
静岡 伊豆Marriott修善寺、浜松Marriottなど 川奈ホテルなど
愛知 名古屋Marriott Associa、Courtyard名古屋、TIADなど Hilton名古屋、Conrad名古屋、SLH各ホテル
三重 Fairfield三重奥伊勢おおだい、三重熊野古道みはま 志摩観光ホテル ザ ベイスイートなど
滋賀 琵琶湖Marriott、講 大津百町など ―
京都 Ritz-Carlton京都、Westin都京都、HOTEL THE MITSUI KYOTO、Fairfield各地など、京都Marriott(2026年Q4予定)、Courtyard京都駅(2026年Q4予定) Hilton京都、ROKU KYOTO、DoubleTree京都駅・東山、Hilton Garden Inn京都、SLH各ホテル
大阪 Ritz-Carlton大阪、W大阪、St. Regis大阪、大阪Station Hotel、Moxy、Aloftなど多数 Hilton大阪、Conrad大阪、Waldorf Astoria大阪、Canopy大阪梅田、DoubleTree大阪城など
兵庫 神戸Marriott、神戸Bay Sheraton、Fairfield兵庫各地、Courtyard神戸(2026年Q4予定) Hilton Honors参加SLHなど、Conrad神戸(2030年予定)
奈良 JW Marriott奈良、紫翠奈良 ―
和歌山 南紀白浜Marriott、Fairfield和歌山串本・すさみ Hilton Honors参加SLHなど
鳥取 鳥取砂丘西側 Luxury Collection(2028年開業予定) ―
島根 ― ―
岡山 Fairfield岡山蒜山高原、Fairfield岡山津山、撚る屋 Design Hotels ―
広島 Sheraton Grand Hiroshima、Fairfield広島世羅、Courtyard広島(2028年予定) Hilton広島、LXR宮島口(2028年予定)
山口 SOIL Nagatoyumoto Design Hotelsなど ―
徳島 ― ―
香川 ― ―
愛媛 ― ―
高知 ― ―
福岡 Ritz-Carlton福岡、Fairfield福岡うきは、Courtyard北九州(2027年予定)、Courtyard小倉(2027年予定) Hilton福岡Sea Hawk
佐賀 Fairfield佐賀嬉野温泉 ―
長崎 長崎Marriott、壱岐Retreat海里村上 Design Hotels Hilton長崎
熊本 Fairfield熊本阿蘇 ―
大分 ― ―
宮崎 ― ―
鹿児島 Sheraton鹿児島、Fairfield鹿児島たるみず桜島 Sankara Hotel & Spa屋久島など
沖縄 Renaissance Resort Okinawa、Ritz-Carlton沖縄、Sheraton沖縄、イラフSUIなど、Okinawa Marriott Rizzan Resort & Spa(2026年Q4予定)、Ritz-Carlton沖縄 Villas(2027年予定)、City Express沖縄那覇(2027年予定) Hilton沖縄北谷、DoubleTree沖縄北谷、Hilton沖縄瀬底、Hilton沖縄宮古島、DoubleTree那覇・首里城など

※現在営業中の主なホテルに加えて、正式に発表されている開業予定ホテルも記載しています。

比較⑤ 日常決済で貯まるポイント

通常利用では、

カード 通常利用
Hilton一般 100円=2P
Hilton Premium 100円=3P
Marriott一般 100円=2P
Marriott Premium 100円=3P

一見すると、

HiltonもMarriottも同じ

です。

ただし、

HiltonポイントとMarriottポイントは1ポイントの価値が同じではありません。

例えば、

現金50,000円のホテルに50,000ポイントで泊まれるなら、

1ポイント=1円

です。

一方、

現金50,000円なのに100,000ポイント必要なら、

1ポイント=0.5円

です。

一般的な目安では、

Hilton:1ポイント=0.5~0.75円前後

Marriott:1ポイント=1円前後

くらいで考えられることがあります。

ただし、これはあくまで目安です。


引用:マリオットボンボイHPより ※2025年2月24日時点

実際のポイント価値は、

  • ホテル
  • 宿泊日
  • 現金価格
  • 必要ポイント数

によって変わります。

比較⑥ 航空マイルへの交換

飛行機にもポイントを使いたい場合は、

かなり大きな違い

があります。

Marriott

Marriott Bonvoyポイントは、

JAL・ANAを含む多数の航空会社のマイルへ交換

できます。

基本交換レートは、

3ポイント=1マイル

です。

さらに対象航空会社では、

60,000ポイントをまとめて交換すると5,000ボーナスマイル

が付くため、

60,000P → 20,000マイル + 5,000ボーナスマイル = 25,000マイル

になります。

Marriott Premiumは通常利用で、

100円=3ポイント

なので、

年間200万円利用すると、

60,000P → 25,000マイル

となり、

100円=1.25マイル相当

になります。

つまり、

ホテルに使うか、JALにするか、ANAにするかを後から選べる

のがMarriottポイントの大きな特徴です。

Hilton

Hilton Honorsポイントも航空マイルに交換できます。

ただし、交換レートはあまり高くありません。

例えばANAの場合、

10,000 Hiltonポイント=1,000 ANAマイル

です。

そのため、

Hilton一般は通常利用100円=2ポイントなので、

50万円利用 → 10,000P → 1,000 ANAマイル

となり、

100円=0.2マイル

程度です。

Hilton Premiumなら、

100円=0.3マイル

程度になります。

カード マイル換算の一例
Hilton一般 約0.2マイル/100円
Hilton Premium 約0.3マイル/100円
Marriott一般 最大約0.83マイル/100円
Marriott Premium 最大約1.25マイル/100円

飛行機のマイルにもポイントを使いたい

なら、Marriottの方がかなり使いやすいです。

比較をまとめると

比較項目 Hilton Marriott
上級ステータスの取りやすさ ◎ △
Goldで朝食 ○ ×
無料宿泊のハードル ○ △
平日の無料宿泊 × ○
地方での探しやすさ △ ◎
JAL・ANAマイルへの交換 △ ◎

Hiltonが向いている人

Hiltonが向いているのは、

  • Hilton系列のホテルが好き
  • 週末旅行が多い
  • カードを持つだけで朝食特典を利用したい
  • 年間200万円程度でDiamondを取得したい
  • 年間300万円利用して無料宿泊2泊を狙いたい
  • 貯めたポイントは基本的にホテルで使いたい

という方です。

Hiltonの最大の魅力は、

比較的低いカード利用額で、朝食・Diamond・ラウンジ・無料宿泊などのホテル体験を得やすい

ことだと思います。

Marriottが向いている人

Marriottが向いているのは、

  • Marriott系列に泊まりたいホテルが多い
  • 平日にも無料宿泊特典を使いたい
  • マイルにもポイントを使いたい
  • 年間500万円決済してPlatinumを狙える

という方です。

Marriottの特徴は、

ホテル特典を低いハードルで取得することより、旅行先や日程の選択肢とポイントの使い道の自由度が高い

ことだと思います。

まとめ|決済額・旅行スタイル・ポイントの使い道で選ぶ

HiltonとMarriottを選ぶときは、

  • 年間どのくらいカード決済するのか
  • どんな旅行をするのか
  • 貯めたポイントを何に使いたいのか

この3つで考えると分かりやすいと思います。

僕自身は、

  • 年間500万円の決済を狙える
  • 平日に旅行することもある
  • JAL・ANAマイルにもポイントを使いたい

という使い方なので、

今のところはMarriottの方が自分たちには合っています。

HiltonかMarriottかは、「年間決済額」「旅行スタイル」「ポイントの使い道」の3つを考えて決めていきましょう。

※本記事は2026年9月時点の情報をもとに作成しています。カード年会費、無料宿泊条件、ステータス条件、ホテル数、開業予定、ポイント・マイル交換条件などは変更される場合があります。最新情報はAmerican Express、Hilton、Marriott Bonvoy各公式サイトをご確認ください。

この記事が、
家計を整えるきっかけになれば嬉しいです。

 

1級FP 磯山裕樹

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