「本で検討すべき保険は5つだけとありますが、子どもの保険も同じでしょうか? 子どもが産まれたら保険に入るのは当たり前のような感覚があり、医療保険、学資保険、共済に入ったのですが、これらは必要なのでしょうか?」

書籍「夫婦貯金年150万円の法則」の読者から、P118~126の『検討すべき保険は5つだけ』の部分について、質問いただきましたので解説していきます。

子育て世代の家計を見ると、子どものために次のような保険に入っていることが多いですが、あなたはどうでしょうか?
●学資保険(子どもの学費を貯める)
●医療保険(子どもの病気やケガに備える)
●共済(子どもの病気やケガに備える)
結論、これらの保険は全て不要だと僕は考えています。
子どもに必要な保険は、「賠償に備える保険」だけでOKです。
今回は、学資保険、医療保険、共済が不要な理由と「賠償に備える保険」が必要な理由についてお伝えします。
YOUTUBEで全てを語っておりますので、是非ご覧ください。
動画は約4分の長さがありますが、非常に濃い内容ですのであっという間に見ることができます。
動画の内容は文章でもここから下にまとめておりますので、こちらもご覧ください。
子どもの学費を準備する「学資保険」
学資保険は、子どもの教育資金を準備するための貯蓄型の保険です。教育資金が必要になったときにお金を受け取ることができます。

結論、貯蓄保険はお金を貯める手段としては、適していないので、保険でお金を貯める必要はありません。貯蓄保険がなぜお金を貯める手段として適していないかについては、下記にて解説しているので参考にしてみてください↓↓↓
子どもの病気やケガに備える「医療保険」「共済」
病気やケガで入院・手術したときに給付金を受け取ることができる保険です。
子どもが医療保険に入るメリットは次の3点です。
①保険に入れる
②保険料が安い
③変な保険屋さんから子どもを守れる
子どもが医療保険に入るデメリットは次の2点です。
①公的保険があればそもそも民間保険は必要ない
②将来使えない保険になっている可能性
僕は、子どもに生命保険は必要ないと考えます。僕の子どもには、保険はかけていません。あくまで僕の考え方です。メリット・デメリットを参考に、みなさん自身で子どもの医療保険が必要かどうか考えましょう。
詳しくは、下記にて解説しているので参考にしてみてください↓↓↓
子どもが産まれたら必須の保険
子どもが産まれたら必ず入っておくべき保険があります。それは、個人賠償責任保険です。
日常生活で他人にケガをさせたり、他人のモノを壊したりして、法律上の賠償責任を負ったときに補償される保険です。たとえば、自転車に乗っていて人をケガさせてしまい、賠償責任が発生したときなどです。2008年に神戸で小学5年生の男の子が、自転車で60代女性に衝突し、意識不明の重体となる事故がありました。神戸地裁は9500万円の賠償の支払いを命じました。こんなときに補償される保険なので、子どものいる家庭は必須の保険です。

個人賠償責任保険については、下記にて解説しているので参考にしてみてください↓↓↓
まとめ
●学資保険(子どもの学費を貯める)
●医療保険(子どもの病気やケガに備える)
●共済(子どもの病気やケガに備える)
結論、これらの保険は全て不要だと僕は考えています。
子どもに必要な保険は、「個人賠償責任保険」だけでOKです。
「子どもが産まれたら保険に入る」という言葉に惑わされず、実践してきましょう。


















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