【1級FPが解説】マリオットの「家族カード」を作る前に知りたかった3つのメリット・デメリット

「マリオットカードの家族カードは作ったほうがいい?」

書籍「夫婦貯金年150万円の法則」の読者から、P162~166の『ポイントで「ザ・リッツ・カールトン」に家族旅行』の部分について、質問いただきましたので解説していきます。

旅行好きのための最強のクレジットカード「Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード」(以降マリオットカードと表記)で、日々のあらゆる支払いをマリオットカードにまとめるとポイントで旅行に行けます。

家族でお得にマリオットカードを活用するために欠かせないモノが「家族カード」です。

今回は、家族カードの「メリット・デメリットとその対策」「家族カードを作ったほうがいい人」についてお伝えします。

YOUTUBEで全てを語っておりますので、是非ご覧ください。
動画は約6分の長さがありますが、非常に濃い内容ですのであっという間に見ることができます。
動画の内容は文章でもここから下にまとめておりますので、こちらもご覧ください。

3つのメリット

まず、家族カードを作る3つのメリットについてお伝えします。

①1枚まで無料

マリオットカードの家族カードは、1枚まで無料(2枚⽬以降は1枚につき24,750円)で作ることができます。

②ポイントは本カードにまとめて貯まる

家族カードを使った人ではなく、本カードを持っている人にポイントが貯まります。家族でムダなくポイントを使えます!

③一部のカード付帯特典を利用できる

一部のカード付帯特典を家族カードでも利用できます。

空港ラウンジ利用無料

メインカード同様、家族カードでも空港ラウンジを利用できます。それぞれのカードで同伴者1名まで無料なので、家族4人が無料で、国内空港と海外1か所の空港のラウンジを利用できます。空港での待ち時間をゆったり過ごすことができます。

旅行保険

家族カードにも旅行傷害保険がついていますが、メインカードと少し内容が違います。旅行代金をクレカで決済することが条件です。

出典:Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード規定集より

海外からの帰国時、空港から自宅まで荷物無料配送

海外旅行や出張などの帰国時に、空港から自宅までスーツケース、ゴルフバックなどの荷物を無料で配送してくれるサービスです。

【対象空港】
●東京国際空港(第3ターミナル)
●成田国際空港
●関西国際空港
●中部国際空港
●羽田空港第2ターミナル(国際線)※帰国2024年7月8日(月)、出国2024年7月29日(月)より開始

カード1枚につき荷物1個なので、メインカードと家族カードで合計2つまで荷物を無料配送してくれます。帰りは、お土産がぱんぱんに入っているので、荷物がないと電車移動がとても楽です。アメックス公式HPから確認ください。

3つのデメリット

次に、家族カードを作る3つのデメリットについてお伝えします。

①メインカードの口座から引落し

家族カードの支払いはメインカードで設定している口座から引落しがされます。生活費を一つの口座から引落したい場合などは、家族カードを活用すると家計管理が楽になります。

一方、家族カードの利用明細は本カードの人が確認できるので、サプライズのプレゼントなど知られたくない買い物をする場合は注意しましょう。

対策

家族カードのすべての支出を把握しようとするとストレスになることがあります。QRコードや電子マネーにチャージしたお金を何に使ったかまではわからないので、中身を詮索しない部分も残しておきましょう。

②マリオットの会員資格がもらえない

マリオットのホテルライフをよくするためには、プラチナ会員になることが一番簡単です。一般的な家庭では、夫婦それぞれのクレカ決済で400万円をすることは難しく、家族カードを使い、夫婦2人で400万円決済を達成している人が多いのではないでしょうか?

ここでの注意点は、家族カードの人には会員資格は付与されないことです。家族カードの人だけがホテルに宿泊しても、ゴールドやプラチナの会員特典の利用はできません。宿泊実績にも反映されません。

対策

どちらもクレカの審査が通りそうなときは、より旅行に行くほうをメインカードにしよう!

③無料宿泊特典が対象外

2年目以降のカード更新時にカード入会時から1年間で150万円決済を達成した人がもらえる無料宿泊特典は家族カードは対象外です。年会費無料なので当然ですね。

対策

年間の決済額が150万円で無料宿泊特典、400万円でプラチナ会員です。仮に、プラチナ会員を目指しておらず、夫婦それぞれ150万円の決済ができる場合は、それぞれメインカードで作ると、クレカの年会費も2人分必要になりますが、無料宿泊特典や会員資格をそれぞれ受けることができます。

家族カードを作ったほうがいい人

これまでお伝えしてきたメリット・デメリットを踏まえて、家族カードを作らないほうがいい人は、次のような場合です。

●引き落とし口座を1つにして、家族で支払いをまとめたくない人
●年間400万円以上の決済がそれぞれで可能な人(それぞれでプラチナ会員特典を受けれる)
●家族カードを使う人も、会員資格がほしい人(別々で旅行することも多いなど)

作ったほうがいい人は、上記に当てはまらない場合です。

まとめ

今回は、家族カードの「メリット・デメリットとその対策」「家族カードを作ったほうがいい人」についてお伝えしました。

メリットは次の3つです。

①1枚まで無料
②ポイントは本カードにまとめて貯まる
③一部のカード付帯特典を利用できる

デメリットは次の3つです。

①メインカードの口座から引落し
②マリオットの会員資格がもらえない
③無料宿泊特典が対象外

作ったほうがいい人は、下記に当てはまらない場合です。

●引き落とし口座を1つにして、家族で支払いをまとめたくない人
●年間400万円以上の決済がそれぞれで可能な人(それぞれでプラチナ会員特典を受けれる)
●家族カードを使う人も、会員資格がほしい人(別々で旅行することも多いなど)

家族カードのメリット・デメリットを踏まえたうえで、マリオットカードを活用して、家族で最高の思い出を作っていきましょう!

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1級FP技能士
磯山裕樹

立命館大学を卒業後、旅行会社に就職。連日の出張や残業による仕事中心の生活から家族の時間を作るため、自分で自由に時間を決められる働き方を求め外資系保険会社に転職。総額200万円を投資して徹底的にお金に関する学びを追求。その結果、富裕層ではなく、かつての私と同じ悩みを持つ子育て世代にこそ自身が体感したサービスが必要だと考え、磯山FP事務所を開業。“お金が理由で子供の選択肢を狭めない未来”を実現できる子育て世代を増やすべく日々奔走中。

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