『本で書いてあった「貯蓄の自動化」を作るために楽天証券のNISAを作りました。マネーブリッジ、楽天キャッシュ・楽天カード、ポイント投資など、その後の設定がよくわからないので、手続きの方法をわかりやすく解説していただけませんか?』

書籍「夫婦貯金年150万円の法則」の読者から、P197~233の『「貯蓄の自動化」の仕組みを作ろう』の部分について、質問いただきましたので解説していきます。

楽天証券の口座開設が完了したあと、やるべき設定があります。
【必須設定】
①初期設定
②楽天カード・楽天キャッシュの積立設定
③楽天証券と楽天銀行の連携(マネーブリッジとハッピープログラム)
④楽天ポイントコースか楽天証券ポイントコースの選択
⑤ポイント投資で1ポイントだけ設定
⑥セキュリティ設定
今回は「ポイント投資で1ポイントだけ設定」の手続き方法について、動画でお伝えします。
YOUTUBEで全てを語っておりますので、是非ご覧ください。
動画は約6分の長さがありますが、非常に濃い内容ですのであっという間に見ることができます。
楽天証券では、楽天証券ポイントコースと楽天ポイントコースがありますが、楽天ポイントコースに設定することで、SPUの対象になります。
SPUとは楽天グループのサービスを利用することで、楽天市場での買い物のポイント付与倍率が上がるプログラムです。

出典:楽天カードHPより
SPUの1つに「楽天証券でポイント投資」があります。
月30,000円以上のポイント投資で楽天市場での買い物がポイント+0.5倍になります。楽天証券で月30,000円以上積み立てしている場合は対象になります。また、一定の条件の米国株の購入で+0.5倍になります。

出典:楽天市場HPより
ただ単に積み立てをすると達成できるわけではなく、次の3つの条件のクリアが必要なので注意しましょう。
①ポイント投資が必須
ポイント投資とは、楽天ポイントを1ポイント以上使って投資をすることです。
たとえば、楽天ポイント1ポイントとクレカ引落29,999円で30,000円の積立をするようなイメージです。楽天証券で積立設定をするときに、ポイント利用数を記入するところがあるので、1ポイント以上で入力しましょう。

出典:楽天市場HPより
②楽天証券で楽天ポイントコースに設定
楽天証券には「楽天ポイントコース」と「楽天証券ポイントコース」があり、SPU対象になるには月末時点で「楽天ポイントコース」に設定している必要があるので、楽天証券で設定しましょう。

出典:楽天市場HPより
楽天証券ポイントコースと楽天ポイントコースの詳しい内容やコースの変更方法については、下記にて解説していますので、よければ参考にしてみてください。
【1級FPが解説】2025年版|楽天証券必須設定④「楽天ポイントコース」と「楽天証券ポイントコース」どっちを選ぶ?違いと変更方法を解説
③マネーブリッジの設定
マネーブリッジとは楽天銀行と楽天証券の口座連携することです。SPU対象になるには月末時点でマネーブリッジを設定している必要があるので、設定しましょう。

出典:楽天市場HPより
マネーブリッジの詳しい内容や手続き方法については、下記にて解説していますので、よければ参考にしてみてください。
【1級FPが解説】2025年版|楽天証券必須設定③ 楽天証券と楽天銀行の連携(マネーブリッジとハッピープログラム)の操作画面で具体的に解説


















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