僕はいつも、「どうして家を購入したのですか?」とご相談者に質問します。
「友達夫婦も家を持っていて、そろそろかな~と思ったので買いました」
「子どもが生まれたら、マイホームを持つのが一般的だから」
「家賃なみだから」
こういった答えがよくありますが、みなさんはどうでしょうか?
これまでさまざまな家族のご相談を受けてきましたが、家を買って幸せそうに暮らしている家族とそうではない家族がいます。
周りの人に流されたり、住宅ローンを勉強せず家を購入して、その後、住宅ローンの支払いで苦しむ人、家を買ったことを後悔している人を見てきました。
今回は、「家を買って後悔しないために、絶対考えておきたい3つのこと」についてお伝えします。
YOUTUBEで全てを語っておりますので、是非ご覧ください。
動画は約5分の長さがありますが、非常に濃い内容ですのであっという間に見ることができます。
動画の内容は文章でもここから下にまとめておりますので、こちらもご覧ください。
絶対考えておきたい3つのこと
家は人生でもっとも大きい買い物です。購入後は、引き返すことができません。
家の購入を考えるうえで大切なことは、お得に買うことでも、有利な金利の住宅ローンを組むことでもありません。
次の3つのことが重要です。
①家族が幸せに暮らせること
②命を守ってくれる家
③最後まで安心して返済を続けれること
①家族が幸せに暮らせること
なににお金を使うと、自分や家族が幸せを感じることができるのかを家族で考えることが始まりです。
人生において、住宅の優先順位が低い人は、ほかの優先順位にお金を使うことができるように考えましょう。賃貸なら安いところに引っ越す、これから家を購入希望の人は中古物件を検討するなどです。
住宅の優先順位が高い人は、家にどれだけお金を配分するか検討しましょう。
当たり前の話のようですが、できている人は多くはありません。
僕の著書のP138~142に、「家を買うときに損得よりも大切なことはなにか?」でより詳しく書いていますので、参考にしてみてください。
②命を守ってくれる家
快適な家、おしゃれな家、職場から近い家など、家へのこだわりがあると思いますが、最もこだわるべきは、災害に強いことです。火災保険で災害で家を失ったときの経済的な補償はできますが、命の保障はできません。
地震が起きたときの耐震性や地震や水災が起きづらい場所を選ぶなど、災害の可能性を減らし、災害が起こっても家族を守ってくれる家をまず第一優先に考えましょう。
③最後まで安心して返済を続けれること
安心して返済を続けるためには、家計を整えることが重要です。
家族のライフプランをたて、住宅にかけれるお金を決めて、その金額を守りましょう。
また、変動金利と固定金利の違いや活用法、団体信用生命保険など、住宅ローンに関する基礎知識を押させておくことも大切です。基礎知識がないまま住宅ローンを組んでしまい、損をしていたり、支払いが苦しく、後悔している人を見てきました。住宅ローンをどう組むかで人生が変わります。それほど大きな借金なのです。
ライフプランのたて方については、僕の著書の第一章と第二章に詳しく書いているので、参考にしてみてください。
住宅ローンの基礎知識については、次回以降、お伝えしていきます。
まとめ
今回は、「家を買って後悔しないために、絶対考えておきたい3つのこと」についてお伝えしました。
家の購入を考えるうえで大切なことは、お得に買うことでも、有利な金利の住宅ローンを組むことでもありません。
次の3つのことが重要です。
①家族が幸せに暮らせること
②命を守ってくれる家
③最後まで安心して返済を続けれること
次回は、「住宅ローンをいくら借りるか、返済期間はどうするか」についてお伝えします↓↓↓
コメント
COMMENT