「体系的に順序だてて学べる本を読んで、お金の専門家に相談することで、だまされる確率が減ると書いてあり、まさにそうだなと思いました。私は、保険の知識もないまま、無料の保険屋さんに相談して、不要な保険をたくさん買ってしまっていることに本を読んで気づきました。これから、家計を考えていくにあたり、これは読んだほうがいいおすすめ本を教えていただけませんか?」

書籍「夫婦貯金年150万円の法則」の読者から、P74~79の『うまくいかない夫婦は、専門家の「言いなりになる」 うまくいく夫婦は、専門家を「使いこなす」』の部分について、質問いただきましたので解説していきます。

僕がこれまで200冊以上のお金に関する本を読んできたなかで、「この本を読んで人生が変わった!」「お客様にも読んでもらいたい!」「自分の子どもにも読んでほしい!」と思える本を紹介します。
今回は、エリック・ジョーゲンソンさんが書かれた「シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント」をご紹介します。

お金を貯めると幸せになれると思いますか?
これは、半分正解で、半分不正解です。
お金を持っているだけでは幸せになれません。お金を資産に変えることで幸せになれます。ある程度お金を頑張って貯めたのに、なんか幸せって感じがしないんだよね~という人は、この本を読むことで人生が変わります。

本に書かれていた内容で、僕が特に印象に残っている内容について、僕の考えや行動を踏まえて、お金のプロ目線でお伝えしていきます。
YOUTUBEで全てを語っておりますので、是非ご覧ください。
動画は約11分の長さがありますが、非常に濃い内容ですのであっという間に見ることができます。
動画の内容は文章でもここから下にまとめておりますので、こちらもご覧ください。
目次
富とは「寝ている間も稼いでくれる資産」
富とは、君が寝ている間も稼いでくれる資産だ。
モノを量産する工場やロボットは、富だ。
夜間に稼働して顧客にサービスを提供するコンピュータプログラムは、富だ。
他の資産や他の企業に再投資される銀行預金も、富だ。
出典:「シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント」より
FP磯山の考えや行動
本書では富の定義を「寝ている間も稼いでくれる資産」としています。寝ている間も稼いでくれる資産を考えて見ると、たとえば、ブログやYouTubeの広告収入、不動産収入、株式の配当金、債券の利息です。
老後はお金があったら不安がないと思いますか? 実は、お金があっても不安を感じている人はたくさんいます。それは、お金が減っていく不安です。1億円あっても、お金が減っていくことは不安に感じるそうです。

なので、僕は老後のお金を貯めるのではなく、老後にお金を生み出してくれる仕組み、まさに老後に寝ている間も稼いでくれる資産を作ることに重点を置いています。株式や債券を中心とした金融資産、そして老後も仕事ができる人的資産を作っています。
時間の切り売りでは富はやってこない
事業の一部を所有しない限り、経済的自由への道はない
所有権を持たないと、インプットとアウトプットが綿密に連動するんだ。つまり君が投入した時間や労力に比例した報酬しか得られない。給料制で働く人のほとんどは、時間を売ってその対価として報酬を得ている。時給が高い弁護士や医者でもそうだ。
所有権を持たなければ、寝ている間は稼げない。引退後は稼げない。休暇中は稼げない。働いた時間に比例した、線形的な稼ぎしか得られないんだ。
出典:「シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント」より
FP磯山の考えや行動
僕は、旅行会社時代、少ない時間で大きな成果を出そうと必死に工夫し、努力しました。その結果、お客様も満足し、自身の成果も高くなりました。しかし、会社で営業成績NO1になったときですら、「金一封10万円」でした。

そのときはなんでこんなに頑張って会社に貢献しているのに、収入が上がらないんだと思っていましたが、今考えると当たり前ことです。会社の利益は株主のもので、社員のものではないからです。株主は所有権を持っています。だから、利益は株主にいきます。
だからこそ、僕は自分で自分の会社を所有(起業)することにしました。事業の利益は、直接、僕にきます。そのお金を使って、未来のビジネスにお金を投資する判断も自分でできます。

起業をする以外にも、株式を購入することで、所有権を得ることができます。たとえば、テスラの株を買えば、テスラのオーナー(所有権)になり、テスラの成長の利益の一部をみなさんの家庭にもたらしてくれます。
自分や他人の事業の一部を所有することで、寝ている間、引退後、休暇中もお金を得ることができます。時間の切り売り以外でお金を得れる部分が増えてくると生活にゆとりがうまれるのではないでしょうか?
お金持ちが幸福とは限らない
お金があれば、物質世界での自由を買える。お金を手に入れたら幸福になるわけじゃないし、健康問題が解決するわけでも、家庭が円満になるわけでも、体力がつくわけでも、心が平安になるわけでもない。
お金を使ってできるのは、お金の問題を解決することだ。お金があれば幸福を妨げる物事を多少は取り除けるが、だからといって幸福になれるわけじゃない。大金持ちだが不幸な人はたくさんいるね。
出典:「シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント」より
FP磯山の考えや行動
お金持ちに幸せな人もいますが、お金持ちでも幸せではない人もいます。お金持ちが必ずしも幸せとは限らないということです。
僕は、お金を持っている人、少ない人、さまざまな家族の相談を受ける中で気づいたことがあります。それは、お金を持っている人が幸せではなく、お金を自分の「幸せ」に使えている人が幸せだということです。

何となくお金を使っていませんか? 何にお金を使ったら、自分や家族が「幸せ」と感じるのか、まず、自分の幸せ、家族の幸せは何かに気づくことが大切です。
気づくために、「家族の幸せロードマップ」を作りましょう。作り方は私の著書「夫婦貯金年150万円の法則」のP96~P101に書いているのでよければ参考にしてみてください。

出典:夫婦貯金年150万円の法則
幸せになるには、幸せになると心に決めて、幸せになる習慣に変える
もっと幸福な人間になると心に決めて、自分の生活を見直して、軽率な悪い習慣をよい習慣に置き換えていこう。
年を取るにつれて幸福になっていくかいかないかは、身につけた習慣によって決まるんだ。
短期的な幸福よりも長期的な幸福を高める習慣は身につけているか?
ポジティブで明るい人をまわりに集めているか?
人間関係は手がかからないか、つまり、ねたまずに称賛し尊敬できる人たちとつきあっているか?
お金であれ、人間関係、愛情、健康、習慣など何であれ、人生の利益はすべて複利で増えるんだ。だから、一生一緒にいると分かっている人としか一緒にいたくない。長期的利益が得られるとわかっていることにしか取り組みたくない。
出典:「シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント」より
FP磯山の考えや行動
「幸せになりないな~」では何も変わりません。「幸せになる」と決めて、「幸せになる」習慣に変えていきましょう。
特に、付き合う人が幸せに生活するための重要な要素だと僕は考えています。誰と過ごすかは非常に重要です。人は、良くも悪くも周りの影響を受けてしまいます。

僕は、一生一緒にいたいと思う人と長期的なお付き合いがしたいです。そのために、僕自身が一生一緒にいたいと思われるような人間になれるよう努力していきます。
対等に扱えない人とも、対等に扱ってくれない人ともつきあわない
私が信じるのは対等な関係だけだ。序列的な関係は信じない。誰かの上にはいたくないし、誰かの下にもいたくない。対等に扱えない人とも、対等に扱ってくれない人ともつきあいたくない。
出典:「シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント」より
FP磯山の考えや行動
家を建てるとき、庭を作るとき、事業を始めるとき、何か大きな決断をするとき、僕はその分野の本を数冊読んで、その後専門家に相談をします。本を数冊読む理由は、基礎を学び、専門家を見極める判断ができるようになるためです。

その後、専門家に相談しながら、実践をしていくのですが、そのときに気を付けていることが、「対等な関係」=「パートナー」だと考えることです。僕自身、お金の専門家として活動していますが、「お金を払ってやってるんやから……」「値引きしたら買ってあげる……」こんなお客様にたまに出会うことがあります。こういう上から目線や過度な値引きをされる人には、専門家の立場として、その人のために尽くしたいという気持ちになれません。

お客様は専門家にお金を支払い、専門家はお客様へ価値を提供する。お互い対等な立場だと思います。この対等な立場を理解していない人とは、長続きしないのは目に見えていますね。僕は、専門家の立場でこのように感じているので、専門家にお願いするときは、常に対等を意識して、お付き合いしています。
まとめ
今回は、エリック・ジョーゲンソンさんが書かれた「シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント」について、僕が特に印象に残っている内容についてお伝えしました。
●富とは「寝ている間も稼いでくれる資産」
●時間の切り売りでは富はやってこない
●お金持ちが幸福とは限らない
●幸せになるには、幸せになると心に決めて、幸せになる習慣に変える
●対等に扱えない人とも、対等に扱ってくれない人ともつきあわない
僕の考えや行動を踏まえて、お金のプロ目線でお伝えしましたが、ほんの一部しかお伝えしていませんし、僕の価値観での感想や行動です。皆さんもぜひ読んでいただき、感想を教えていただけたら嬉しいです。



















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