【1級FPが解説】2025年8月「マリオットカード」改悪!継続すべき?解約すべき?代替えカードは?

「2025年8月にマリオットカードが改悪になったと聞きました。年会費も上がり解約するか継続するか迷っています。磯山さんの考えを教えていただけませんか?」

書籍「夫婦貯金年150万円の法則」の読者から、P162~166の『ポイントで「ザ・リッツ・カールトン」に家族旅行』の部分について、質問いただきましたので解説していきます。

貯めたポイントで旅行に行けるクレカ「Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード」(以降マリオットカードと表記)は、この両方に当てはまる人におすすめのクレカでした。

●旅行好き
●年間150万円以上クレカで決済する

しかし、2025年8月からは、このすべてに当てはまる人におすすめのクレカになります。

●マリオットのホテルが好き
●年400万円の決済が可能
●年に一回75,000円相当の高級ホテルに泊まる

これらにあてはまらない人は、別のカードを検討したほうががいいと考えます。
今回は、貯めたポイントで旅行に行けるクレカ「マリオットカード」の変更の内容と今後の対応について解説します。

YOUTUBEで全てを語っておりますので、是非ご覧ください。
動画は約12分の長さがありますが、非常に濃い内容ですのであっという間に見ることができます。
動画の内容は文章でもここから下にまとめておりますので、こちらもご覧ください。

変更ポイント

主な変更内容は次の点です。

改定前 改定後(2025年8月21日以降)
年会費(税込み) 49,500円 82,500円
家族カード年会費(税込み) 1枚目:無料

2枚目以降:24,750円

1枚目:無料

2枚目以降:41,250円

マリオットポイント還元率 日常の買い物:3%

Marriott Bonvoy参加ホテル:6%

公共料金・国税など:1.5%

事業用決済:3%

日常の買い物:3%

Marriott Bonvoy参加ホテル:6%

公共料金・国税など:0.5%(高速道路・ガソリン料金が追加)

事業用決済:対象外

※2025年10月28日の利用分から適用

無料宿泊特典 年150万円決済で1泊無料宿泊特典

※50,000ポイントまで(15,000ポイント追加して最大65,000ポイントまで利用可)

年400万円決済で1泊無料宿泊特典

75,000ポイントまで(15,000ポイント追加して最大90,000ポイントまで利用可)

エリート会員資格 ゴールド会員自動付与

年間400万円決済でプラチナ会員に

ゴールド会員自動付与

年間500万円決済でプラチナ会員に

ダイニング特典 なし 「ポケットコンシェルジュ」ご利用で毎回20%(半年ごとに最大5千円)をキャッシュバック

年会費

年会費は下記のように変更になります。

改定前 改定後(2025年8月21日以降)
年会費(税込み) 49,500円 82,500円
家族カード年会費(税込み) 1枚目:無料

2枚目以降:24,750円

1枚目:無料

2枚目以降:41,250円

これからカードを作る人は2025年8月21日から改定後の年会費になります。すでにカードをもっている人は、2025年11月以降に請求となる年会費(2025年11月21日以降のお引き落とし分)より、順次新しい年会費に変更になります。

33,000円の値上がりになるので、82,500円の年会費を払ってでもクレカを持つメリットがあるかどうか検討していきましょう。

無料宿泊特典

改定前 改定後(2025年8月21日以降)
年会費(税込み) 49,500円 82,500円
無料宿泊特典 年150万円決済で1泊無料宿泊特典

※50,000ポイントまで(15,000ポイント追加して最大65,000ポイントまで利用可)

年400万円決済で1泊無料宿泊特典

75,000ポイントまで(15,000ポイント追加して最大90,000ポイントまで利用可)

改定前は年間150万円以上のクレカ決済で、カード更新から1~2か月後に50,000ポイントがもらえていました。ホテルのカテゴリーや宿泊時期により異なりますが、1P=1円以上で活用できる場合もあるので、50,000ポイント=50,000万円以上のメリットを得ることができ、年会費49,500円のもとは簡単に回収できていました。

しかし、400万円のバーとなり結構ハードルが高くなりました。

ただ、無料宿泊特典で、最大90,000ポイントまで利用できるので、リッツカールトンなどランクが高いホテルも無料宿泊の選択肢になります。ただし、無料宿泊のポイントは分けて利用できないので高級なホテルに泊まらないよという人は、元がとれないかもしれません。

移行期間

すでにカードを持っている人は移行期間があります。

●プログラム終了日2025年10月26日まで:150万円決済で50,000ポイント(年会費49,500円)
●プログラム終了日2025年10月27日~2026年10月26日まで:150万円決済で75,000ポイント(年会費82,500円)
●プログラム終了日2026年10月27日:400万円決済で75,000ポイント(年会費82,500円)

出典:アメリカンエキスプレス公式HPより

プログラム終了日の確認方法は次の通りです。

出典:アメリカンエキスプレス公式HPより

ポイント還元率

改定前 改定後(2025年8月21日以降)
マリオットポイント還元率 日常の買い物:3%

Marriott Bonvoy参加ホテル:6%

公共料金・国税など:1.5%

事業用決済:3%

日常の買い物:3%

Marriott Bonvoy参加ホテル:6%

公共料金・国税など:0.5%(高速道路・ガソリン料金が追加)

事業用決済:対象外

※2025年10月28日の利用分から適用

公共料金・国税、高速道路・ガソリン料金などが1.5%→0.5%になります。また、事業用決済がポイント対象外になります。ただし、ポイント対象外になりますが、プラチナ会員になるための500万円決済には含めることができます。

ポイントの利用がホテルや飛行機など、旅行に限定されますが、基本3%の還元率はやはり魅力的です。

プラチナ会員の条件

改定前 改定後(2025年8月21日以降)
エリート会員資格 ゴールド会員自動付与

年間400万円決済でプラチナ会員に

ゴールド会員自動付与

年間500万円決済でプラチナ会員に

マリオットの会員は6つに分かれています。

【マリオットの会員ランクと会員になるための条件】
●シルバーエリート:年間10泊
●ゴールドエリート:年間25泊またはノーマル・カード、プレミアム・カード保有
●プラチナエリート:年間50泊またはプレミアム・カード(マリオットカード)で年間500万円決済
●チタンエリート:年間75泊
●アンバサダーエリート:年間100泊+2万ドル決済

今回変更になるのは、プラチナ会員になるための条件が400万円→500万円決済になることです。

【プラチナ会員特典】
●無料の朝食を含むウェルカムギフト(ホテルにより内容が異なる)
●クラブラウンジ利用(ホテルによって内容が異なる)
●無料でスイートルーム含むアップグレード(空きがあれば)
●レイトチェックアウト(当日の状況により最大16時まで)
●50%のボーナスポイント


出典:Marriott Bonvoy®エリート会員資格より

どれも旅行好きにはたまらない豪華な特典です!プラチナ会員になれることが大きなメリットだったので、ここの条件が500万円となると、達成はなかなか難しいです。

マリオットカードを持つだけで得れるゴールドエリート会員特典は個人的にはメリットが少ないと感じています。少しホテルに長く滞在できる、客室も少しよくなる程度だからです。

【主なゴールド会員特典】
●レイトチェックアウト(最大14時まで)
●客室アップグレード(スィート除く)
●25%のボーナスポイント
●ウェルカムギフト


出典:Marriott Bonvoy®エリート会員資格より

その他特典

ダイニング特典が追加になります。

改定前 改定後(2025年8月21日以降)
ダイニング特典 なし 「ポケットコンシェルジュ」ご利用で毎回20%(半年ごとに最大5千円)をキャッシュバック

ポケットコンシェルジュは料理・雰囲気・サービス全てにおいて自信を持ってオススメできるハイクオリティのレストランのみを集めた、レストラン予約・決済サービスです。予約できるレストランはランチで安くて1万円程度なので、20%のキャッシュバックがあっても気軽に行ける感じではないですね。メリットの恩恵はそこまで大きくないと思います。


出典:アメリカンエキスプレス公式HPより

今後の対応

2025年8月からは、このすべてに当てはまる人におすすめのクレカになります。

●マリオットのホテルが好き
●年400万円の決済が可能
●年に一回75,000円相当の高級ホテルに泊まる

クレカ決済が400万円未満の人

年間400万円未満のクレカ決済の人は、解約したほうがいいと考えます。

解約するときの注意点

解約しても、獲得している無料宿泊特典は有効期限まで使えます。

また、プラチナエリートも獲得から12か月は有効になります。

出典:アメックス公式HPより

現在150万円決済が完了していて、無料宿泊特典をもらう前に解約やダウングレード(マリオットのノーマルカードに切り替え)すると無料宿泊特典はもらえないので注意しましょう。

クレカ決済が400万円~500万円の人

単なるホテル好きではなく、マリオットのホテルが好きな人は継続でいいと思います。
400万円決済の場合、120,000ポイントと無料宿泊の75,000ポイントで合計195,000ポイントが年間使えます。

逆にマリオットにこだわらない旅行好きの人は、別のクレカを検討してもいいと思います。マリオットのゴールド会員は、部屋のアップグレードはあまり期待できず、レイトチェックアウトくらいしかメリットがないからです。

クレカ決済が500万円以上の人

500万円決済ができれば、プラチナ会員になれ、朝食無料、ラウンジのアクセス、部屋のアップグレードも可能性があります。これらの体験は旅行をより特別にしてくれます。

 

マリオットカードの代替案

マリオットプレミアムカードの代替案を紹介します。

マリオットノーマルカード

このタイミングでマリオットのノーマルカードも改定になります。


出典:アメックス公式HPより

無料宿泊特典の条件の250万円決済ができた場合、カード利用で5万ポイント(250万円×2%)、無料宿泊特典で5万ポイント、計10万ポイントです。年会費34,100円で10万円相当のメリットがあります。ただ、年会費は安いが、ゴールド会員にはメリットが少ないです。

ノーマルカードに変更する場合

年会費の支払い前に変更した場合、直近1年のカード更新にともなう無料宿泊特典はもらえせません。

無料宿泊特典をもらうためには2つの条件があります。

①年間150万円決済(改定後は400万円)
②カードの更新

そのため、無料宿泊特典を得たい場合はダウングレードするタイミングを工夫することで可能になります。

①プレミアムカード更新(82,500円の年会費の支払い)
②1.2カ月まって無料宿泊特典(75,000ポイント)獲得してからダウングレード(年会費34,100円支払い)
③残りの期間の返金あり(相殺) ※2か月で特典を得ることができた場合、6,875円×残り10か月=68,750円

47,850円(年会費116,600円-相殺分68,750円)で75,000ポイントの無料宿泊特典を得ることができます。

ただし、相殺についてはカードのダウングレードは対象ですが、カードを解約する場合は支払った年会費は戻ってこないので注意しましょう。

ヒルトンカード

マリオットと同じく、世界中でホテルを展開しているヒルトンも選択肢になります。
マリオットカードより年会費が安いので、旅行好きの人は「ヒルトン」か「マリオット」か一度比較してみましょう。

詳しくは下記でお伝えしておりますので、参考にしてみてください↓↓↓

【1級FPが解説】2025年8月最新版!「マリオットカード」と「ヒルトンカード」を徹底比較

JALカード・ANAカード

ポイントをホテルで使うよりマイルで使う人は、JALカードやANAカードでマイルを貯めるほうが年会費も安いのでいいかもしれません。

楽天カード

旅行は好きだけど、年に数回しか行かない、高級ホテルでなくていい、飛行機ではなく近場の旅行が多いなど、貯めたポイントやマイルを活用しづらい人は、楽天経済圏を活用してポイントを貯めやすく、日常生活で貯めたポイントを幅広く活用できる「楽天カード」で十分かもしれません。

楽天経済圏で楽天ポイントを貯める方法については、下記にまとめているので参考にしてみてください。

【1級FPが解説】楽天経済圏を徹底解説

まとめ

貯めたポイントで旅行に行けるクレカ「マリオットカード」の変更の内容と今後の対応について解説しました。

2025年8月からは、このすべてに当てはまる人におすすめのクレカになります。

●マリオットのホテルが好き
●年400万円の決済が可能
●年に一回75,000円相当の高級ホテルに泊まる

継続するかどうかは、クレカの決済額や旅行スタイルなどで判断しましょう。


マリオットカードの代替案の例は次のクレカです。

●マリオットノーマルカード
●ヒルトンカード
●JALカード・ANAカード
●楽天カード

クレカを上手に活用すると人生が豊かになります!ご自身に合ったクレカを見つけていきましょう!

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1級FP技能士
磯山裕樹

立命館大学を卒業後、旅行会社に就職。連日の出張や残業による仕事中心の生活から家族の時間を作るため、自分で自由に時間を決められる働き方を求め外資系保険会社に転職。総額200万円を投資して徹底的にお金に関する学びを追求。その結果、富裕層ではなく、かつての私と同じ悩みを持つ子育て世代にこそ自身が体感したサービスが必要だと考え、磯山FP事務所を開業。これまで、100世帯の家計管理に携わり、家計改善成功率100%、継続顧問サービス継続率100%の実績がある。単にお金を増やすだけでなく、「豊かに幸せに生活できる家計」を実現すべく日々奔走中。

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