【1級FPが解説】火災保険を安くする2つの簡単な方法

「火災保険はどこで加入していますか?」

●住宅会社さん
●保険屋さん
●ネット

どこも変わらないのではと思っている人もいるかもしれませんが、どこで加入するかで大きな違いがあります。今回は、火災保険を安くする2つの簡単な方法についてお伝えします。

YOUTUBEで全てを語っておりますので、是非ご覧ください。
動画は約7分の長さがありますが、非常に濃い内容ですのであっという間に見ることができます。
動画の内容は文章でもここから下にまとめておりますので、こちらもご覧ください。

①保険会社を比較する

同じ建物、内容でも保険会社により保険料が違います。築古が安い、新築が安いなど、保険会社により損害率の計算が違うからです。

比較する方法は簡単です。複数の火災保険を取り扱っている保険代理店に比較のお願いをするだけです。5社以上取り扱っていれば十分だと思います。保険会社を比較するだけで、保険料が安くなる可能性があります。

代理店型とダイレクト型

火災保険は、代理店に担当者がいて相談ができる代理店型自分でネット申し込みをするダイレクト型に大きく分けられます。

【代理店型】
住宅会社や保険屋さんなどで、東京海上日動火災、あいおいニッセイ同和損保、三井住友海上火災、損害保険ジャパンなど、大手損害保険会社で加入

【ダイレクト型】
SBI損保、ソニー損保などがあり、自分でネットで申し込みをして加入

代理店型とダイレクト型、それぞれのメリットを比較して、どちらにするか選択しましょう。

代理店型を選ぶメリット

まず、代理店型で大手損保を選ぶメリットについてお伝えします。

保険契約の管理やアドバイスをしてもらえる

代理店型とダイレクト型の最大の違いは担当者がつくかどうかです。大手損保は直接販売をしておらず、住宅会社や保険屋さんなどの保険代理店を通して契約となります。代理店型の保険料が高い理由の一つに保険代理店の担当者への費用があります。

担当者がいないダイレクト型では、保険の更新も自分でしないといけないし、補償の内容も自分で決めないといけません。

きちんとした保険代理店で加入すれば、ハザードマップから家のリスクを確認し、自分の家のリスクに適した火災保険の内容を相談しながら決めることができると思います。また、家や環境が変わったときに、保険のメンテナンスの相談もできると思います。

保険代理店で契約=大手保険会社の契約

保険代理店で契約する場合は、ほとんどが大手の保険会社の契約になると思います。

火災などの保険事故があった場合、大手保険会社は支払いのスピードが速い傾向があります。日本各地の支社で人を抱えているので、その地域の社員が現場確認を早く行うことができるからです。ネットの保険会社が安い理由の一つに、支社を設置せず、人件費が少ないことが挙げられます。人がいないので支払いが遅い可能性があります。

ダイレクト型を選ぶメリット

ダイレクト型のメリットは、保険料が安いことです。代理店の担当者にかかる費用がかからないからです。

代理店型とダイレクト型のどちらを選ぶ?

代理店ならではのメリットが必要なら保険料が高くても代理店で、不要なら保険料が安いダイレクト型を選択されたらいいかと思います。

保険料が安いからだけを理由にダイレクト型にすると、返って損をすることがあるので気をつけましょう。

②割引制度の活用

同じ保険会社で同じ内容ならどこで火災保険を加入しても保険料は一緒ですが、一部、割引が使える加入方法があります。

提携保険会社がある銀行や住宅会社経由で加入する

ご自身の住宅ローンで利用する銀行や家を建てる住宅会社によっては、提携保険会社があり、割引価格で加入できる場合があるので、聞いてみましょう。

勤務先の団体保険

勤務先の福利厚生で、割引価格で加入できる場合があるので、こちらも会社に聞いてみましょう。

おすすめの火災保険の比較方法

火災保険を比較している人は非常に少ないです。なぜか? それは、多くの損害保険代理店は1社しか取り扱っていないからです。複数の場所で相談をするのはめんどくさいので、そこで取り扱っている保険会社で加入している人が多いです。


保険会社により、内容や保険料が異なります。僕のおすすめの火災保険の比較方法は、提携保険会社や団体保険が活用できるか確認して、保険会社を1社だけ扱っている人ではなく、代理店型とダイレクト型の保険会社の両方を複数扱っている人に相談することです。もちろん、火災保険についての理解が深く、契約の管理や保障内容を自分で判断できる人は、安いダイレクト型で比較しても良いと思いますが、ほとんどの人がそうではないと思います。そんな人におすすめの比較方法です。

あくまで保険料や保険商品の内容の比較の話で、1社しか取り扱っていなくても、その人を信頼していてその人から保険を加入したい場合はそれでいいと思います。

ただし、保険を提案してくれる人は保険を販売して手数料を得ているので、保険にたくさん入ってもらうほど収入が上がる仕組みになっています。また、内容を理解せず入る人が多いので、何かあったときにお金が出ないとクレームに繋がってしまいます。そのため、十分すぎるくらい補償を手厚く提案されています。もちろん、火災保険を提案している人のすべてがそうではないとは思いますが、こういった保険屋さんをよく見ます。

言いなりでは自分に合っている保険に加入することは難しいです。内容を充実させることが悪いことではありませんが、保険会社の担当者の収益は保険の手数料という認識は持ち、これまでお伝えしてきた火災保険の基礎知識を学んで相談しましょう。

【1級FPが解説】火災保険を徹底解説!補償内容・条件・比較方法

まとめ

今回は、火災保険を安くする2つの簡単な方法についてお伝えしました。

①保険会社を比較する
②割引制度の活用

保険料が安いからだけを理由に決めると、返って損をすることがあるので気をつけましょう。代理店ならではのメリットが必要なら保険料が高くても代理店で、不要なら保険料が安いダイレクト型を選択されたらいいかと思います。

僕のおすすめの火災保険の比較方法は、保険会社を1社だけ扱っている人ではなく、代理店型とダイレクト型の保険会社の両方を複数扱っている人に相談することです。また、提携保険会社や団体保険があるかも確認して、自身にとって最適な火災保険を決めていきましょう。

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1級FP技能士
磯山裕樹

立命館大学を卒業後、旅行会社に就職。連日の出張や残業による仕事中心の生活から家族の時間を作るため、自分で自由に時間を決められる働き方を求め外資系保険会社に転職。総額200万円を投資して徹底的にお金に関する学びを追求。その結果、富裕層ではなく、かつての私と同じ悩みを持つ子育て世代にこそ自身が体感したサービスが必要だと考え、磯山FP事務所を開業。これまで、100世帯の家計管理に携わり、家計改善成功率100%、継続顧問サービス継続率100%の実績がある。単にお金を増やすだけでなく、「豊かに幸せに生活できる家計」を実現すべく日々奔走中。

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