「本で“何もしない手抜き家計簿がベスト”と書かれていて、びっくりしました。私はこれまで、毎月手書きで頑張って家計簿をつけてきましたが、正直けっこうきついです…。どうすれば“何もしない”で家計簿ができるのでしょうか?」
書籍「夫婦貯金年150万円の法則」の読者から、P194~195の『家計簿は手を抜いたほうがうまくいく』について質問いただきました。今日はその内容をもとに、“家計簿を記録で終わらせず、活かすための考え方”をお話しします。
家計簿が続かない理由
「気合を入れて家計簿をつけたのに、いつの間にか挫折…」
「アプリを入れたけど、ただ数字を眺めるだけで終わっている…」
そんな声をよく聞きます。

家計簿が続かない一番の理由は、「目的」より「記録」に意識が向いてしまうこと。
本当に大切なのは、“お金をどう活かすか”。家計簿を「記録」で終わらせず、“活かす”ための考え方が重要です。
家計簿をつける目的:「活かす」意識
家計簿は「記録」ではなく「活かす」ためのツールです。「活かす」ためには、収支・資産を「見える化」して現状を正しく知る必要があります。
ただお金の出入りを記録するだけではもったいない。収支や資産が見える化できれば、無駄使いに気づき、家族で大切にしたいことにお金を振り向けられます。

自分や家族が本当に大切にしたいことにお金を使い、幸せに暮らせるようにする——そのための“お金の地図”を作ることこそ、家計簿の本当の役割です。
見える化①:収支(毎月の確認ポイント)
収支を「見える化」することで、「月々の収支はとんとんでボーナスで貯める」「毎月10万円貯める」など、家庭ごとの目標にずれがないか確認できます。
そのために、たとえば
・スポーツジムに行く回数が減ったので、サブスクから都度払いに変更
・家電が壊れたなど、急な出費が多かったので旅行の予算を見直す
といった具合に、お金の使い方を柔軟に軌道修正できます。

また、「5万円の高級ホテル1泊より、2万5千円クラスに2泊のほうが満足だったね」といった気づきも生まれます。
家族がより“幸せを感じるお金の使い方”へ修正していけるのです。
見える化②:資産(年1回の家族ミーティング)
資産を「見える化」することで、1年に一度は全資産を確認し、「教育資金として年100万円貯まったか」「家族旅行で年50万円を楽しく使えたか」など、計画通りに“貯める・使う”ができているかをチェックできます。

そして、「来年の旅行予算」や「教育資金」「家電の買い替え」など、来年の資産計画を家族で話し合うきっかけにもなります。
活かせる家計簿を作るための2原則
① 家計簿を作ることに時間をかけず、“活かす”ことに時間をかける
② 夫婦(家族)のコミュニケーションツールにする
これらを無理なく実現するには、マネーフォワードMEなど“家計簿を自動化する仕組み”を使うのがおすすめです。

まとめ
家計簿をつける目的は、「記録」ではなく「活かす」こと。
まずはお金の流れを「見える化」し、家族で「何にお金を使えば幸せになるか」を話す時間を作ってみましょう。1か月だけでも支出を振り返るだけで、あなたのお金の使い方が“見える”ようになります。
次回以降で、実際に私が使っている「マネーフォワードME」を例に、家計簿を自動化する方法を紹介します。


















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