ご相談事例|【40代Aさんガンの罹患事例】がん保険より、がんで働けなくなった時の保険で人生が救われた!

今回は、40代男性で、咽頭がん、舌がんに罹患されたAさんの治療、お金、気持ちなどをお伝えします。

がん保険を検討する方も多いとは思いますが、今回の内容を参考にガンにどう備えるか考える際に役立てていただけたら嬉しいです。

YOUTUBEで全てを語っておりますので、是非ご覧ください。
動画は約8分の長さがありますが、非常に濃い内容ですのであっという間に見ることができます。
動画の内容は文章でもここから下にまとめておりますので、こちらもご覧ください。

がん治療について

入院(3週間)で、手術(舌、声帯摘出)、抗がん剤治療を行いました。

医療費は約800万円でしたが、高額療養費制度などを活用し、Aさんが窓口で支払われたお金は約80万円でした。内訳は、医療費が約60万円、食事代1,000円×21日=21,000円、差額ベッド代1日1万円×21日=21万円です。

800万円のうち、720万円は健康保険が負担してくれています。やはり、日本の健康保険の保険としての機能はすごいですね。

加入していた民間保険

僕は約3年前に、Aさんのご相談を承りました。

当時は、月約10,000円の保険料の医療保険と月約8,000円の保険料の約600万円の死亡保障終身保険などに加入されていました。

お客様とご相談の上、医療保険よりも、本当にAさんにとって大変な亡くなった時、働けなくなった時を重点的にカバーする目的で下記のような内容に変更しました。

●医療保険:先進医療を目的、保険料月約3,000円の内容に変更
●働けないことに備える保険:一定条件で65歳まで毎月20万円保障、保険料月約6,000円に加入
●亡くなった時に備える保険:65歳まで毎月20万円保障、保険料月約5,000円に加入
●終身保険は払い済み(払いを止めて、保障を残す方法)

加入から1年経たず、がんになられた時の給付金は下記になります。

●働けないことに備える保険:65歳まで毎月20万円受取
●亡くなった時に備える保険の高度障害に該当し、65歳まで毎月20万円受取

また、公的な保障として、1年半傷病手当金が毎月20万と障害年金が毎月12万円を受け取ることができ、民間保険と合わせて毎月約50万円のお金を受け取れています。

お客様の声

ここからは、実際のお客様の声を紹介していきます。

奥様の声

これまで入っていた保険のアドバイザーからは、目に見える医療保険、がん保険しか提案がされなかったし、がん保険に入りたいといったらがんになったら100万円のがん保険をもってこられるだけでした。
私たちが気づいていないリスクを気づかせてくれて、本当に人生が変わりました。100万円のがん保険に入るより、本当に助かった。

ご主人の声

手術をやろうと思ったきっかけは、保険があったことでした。
声がいる仕事だったので、その後、仕事ができなくなったら妻が頑張って稼がないといけない状態になるので、手術するのをためらった。
保険があったから仕事しなくても家計が困らない選択肢がとれた、それが大きかった。
親も、その後の生活を心配してくれていたが、そんな保険に入っていたと知った時は、びっくりしていました。

がんで困ることは、がんが原因で収入が減ることです。手術や治療をしても、もとのように働けない人も多くいるので、治療が終わってその先の生活が送れるかが大切です。がんで働けなくなった時に備えることができた保険は、僕の人生を変えてくれた。

今後について

手術、抗がん剤治療後に、放射線治療を勧められたが、やっていないとのことでした。
僕は「どうしてですか?」とお聞きすると「放射線治療で味がしなくなる、飲み込む力が弱くなり老後流動食リスクがあるから。自分がどう生きたいかは自分で決めたい」と言われました。今は、月に1回の定期健診を継続されています。

僕は、「再発の怖さはないのですか?」とお聞きすると、「半年はあったけど、心配して日々過ごすのはもったいない。話せなくても、コミュニケーションはできる。がんになって良かった。今の方が幸せだと思う。」と言われました。

僕は、びっくりして「どうしてですか?」とお聞きすると、「仕事に拘束されない、自由でストレスがない、自由が幸せ」と言われました。

お金があると、働く自由も働かない自由もある。とにかく自由が幸せだと実感されているようでした。

また印象的な言葉として、「自分が幸せだと思ったら人にやさしくなれる」とも言われており、奥様からは「穏やかになった」、お子様からは「運転も口調も穏やかになった」、いとこからは「不謹慎だが、うらやましい」と言われているそうです。

これまで仕事ばかりされてきていましたが、今は「今を楽しんで生活している」ように思えました。

また、しゃべれないメリットとして、「旅行に行っても周りの人が親切にしてくれる。みんな優しい。」とも言われていました。ただ、これは、Aさんが話せないからではなく、Aさん自身が穏やかに変わったからだと僕は思います。僕もAさんとは長い付き合いですが、以前よりも、穏やかで楽しそうに笑っている時間が長いと感じました。

お金があることで自由があり、心の余裕が生まれると思います。
お金を貯める目的があってもなくても、お金を貯めることで自由になれます。
お金を貯めれば貯めるほどいいわけではないですが、一定のお金があれば、自由という幸せが手に入ります。

この出来事での磯山が学んだこと、実感したこと

僕の仕事は、お客様の人生をより豊かにする一生涯のパートナーとして、責任重大な仕事だと改めて実感しました。どう相談するかで、お客様の人生は良い方にも、悪い方にも大きく変わります。だからこそ、本気で目の前にいるお客様と向き合わないといけないと本当に思います。

働けないリスクは、「働けないことなんてそうそうあることではない」とお客様がリスクに感じていないことが多いですが、収入があるから生活できているのであり、収入が途絶えた時、下がった時に、どう対処するか、お客様と話をしておく必要があると改めて実感しました。

もちろん選択肢は保険だけでなく、株や債券、不動産などの資産を持つことで働けなくなってもお金が継続的に出てくる仕組みを作る選択肢もあるので、総合的にどういった形で備えておくか、しっかりと話しておく必要があると強く感じました。

これからも、一人ひとりのお客様に、本気で向き合っていきたいと思います。

Aさんへ

今回つらい経験を思い返しながら、インタビューに答えてくださったAさん、本当にありがとうございました。

どんな状況であれ、ポジティブに今を楽しく生きているAさんを見ていると、いつも元気になれます。

今後とも引き続き宜しくお願いいたします。

家計が変われば人生が変わる!

人生が変わる家計の整え方について、私の著書「一度始めたらどんどん貯まる 夫婦貯金 年150万円の法則」でお伝えしています。ぜひ、参考にしてみてください!

「一度始めたらどんどん貯まる 夫婦貯金 年150万円の法則」の詳しい内容はこちらから↓↓↓
https://amzn.asia/d/d65eP6v


1級FP技能士
磯山裕樹

立命館大学を卒業後、旅行会社に就職。連日の出張や残業による仕事中心の生活から家族の時間を作るため、自分で自由に時間を決められる働き方を求め外資系保険会社に転職。総額200万円を投資して徹底的にお金に関する学びを追求。その結果、富裕層ではなく、かつての私と同じ悩みを持つ子育て世代にこそ自身が体感したサービスが必要だと考え、磯山FP事務所を開業。これまで、100世帯の家計管理に携わり、家計改善成功率100%、継続顧問サービス継続率100%の実績がある。単にお金を増やすだけでなく、「豊かに幸せに生活できる家計」を実現すべく日々奔走中。

詳しいプロフィールはこちらをクリック

【3大特典!公式ラインご登録】
特典①家計のどこを見直せばよいかが分かる「家計の見直しチェックシート」をプレゼント
特典②初回相談申し込み時、書籍「夫婦貯金年150万円の法則」(1870円)をプレゼント
特典③定期的なお金に関する最新情報のお届け

登録は以下をタップ↓

本ブログに関してご意見ご質問がございましたら、お気軽にこの下のコメント欄よりお聞かせください。

関連記事

RELATED POST

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


教育と老後資金の貯め方

生命保険の幸適化

NISA・iDeCoの幸適化

住宅ローンの幸適化

自動車保険の幸適化

火災保険の幸適化

ポイ活の幸適化

通信費の幸適化

税金の幸適化

人生が劇的に変わる本

「元旅行会社×1級FP」の家族旅行

継続フォローサービス利用者専用記事

PAGE TOP
MENU
家計の整え方

お問い合わせは下記「お問合せページ」よりお願いいたします↓↓↓