「火災保険は火災以外でも補償されるのは知っていますか?」
火災保険は、火事になったときにお金がでてくると思っている人もいますが、実は火事だけでなく、さまざなな家のリスクに対応できるようになっています。
今回は、「火災保険で対応できるリスク」について解説していきます。どのリスクまで補償するかにより、保険料が変わってくるので、どこまで備えるか考えていきましょう。
YOUTUBEで全てを語っておりますので、是非ご覧ください。
動画は約6分の長さがありますが、非常に濃い内容ですのであっという間に見ることができます。
動画の内容は文章でもここから下にまとめておりますので、こちらもご覧ください。
火災リスク
火災リスクには、火災のほかに、落雷、破裂・爆発も含みます。
落雷
落雷は、落雷が原因で火事、電化製品が壊れるなどの補償です。
破裂・爆発
破裂・爆発は、ガス爆発、消火活動でモノが壊れたなどの補償です。
風災・雹(ひょう)災・雪災リスク
次に、風災・雹(ひょう)災・雪災リスクを見てみましょう。
風災
風災は、台風や竜巻、暴風などによる強い風で、屋根瓦が飛んできて、窓ガラスが割れてしまったりする場合などの補償です。
雹(ひょう)災
雹(ひょう)災は、雹で、窓ガラスが割れたり、屋根が壊れたりする場合などの補償です。
雪災
雪災は、豪雪や雪崩により、家屋が倒壊したり、カーポートが潰れたりするような場合などの補償です。
水災リスク
水災は、河川が氾濫して、家が浸水してしまったときになどの補償です。
水災の保険金がでる基準は、床上浸水もしくは地盤面より45cmを超える浸水です。床下浸水もしくは地盤面より45cm未満の浸水の場合、浸水していても保険金がでないので知っておきましょう。
水災には、洪水と土砂崩れも含まれます。たとえば、近くに山があり、大雨で水が流れ落ちてくるような地域は、川が近くになくても水災に入ることで土砂崩れに備えることができます。
水災に対する保険料は、水災リスクに応じて5段階にわかれています。保険料がもっとも安い(水災のリスクが低い)1等地~もっとも高い(水災のリスクが高い)5等地に区分され、1等地と5等地の保険料は、約1.2倍の差になります。
自分の住む家が何等地に該当するかは損害保険料率算出機構のサイトの中の「水災等地検索」で調べることができます。
出典:損害保険料率算出機構
https://www.giroj.or.jp/ratemaking/fire/touchi/
水災の有無で保険料が大きく変わるので、ハザードマップも確認しながら、つけるかどうか判断しましょう。
盗難水濡れ等リスク
次に、盗難水濡れ等リスクについて見てみましょう。
盗難
盗難は、泥棒に窓ガラスを割られた、玄関の鍵を壊されたなどの修理費用などの補償です。
水濡れ
水濡れは、風呂の水があふれた、水道管が破裂して水浸しのなった場合などの補償です。
水がかかったモノは補償の対象ですが、水道管自体の修理代はでません。また、雨漏りは補償対象外になっています。
破損等リスク
●子どもが家の中で遊んでいてボールで窓ガラスを割ってしまった
●家具の移動中に壁にぶつけて穴があいてしまった
●ネコがテレビコード噛んで壊れた
など、偶然な事故による損害が補償対象です。
まとめ
今回は、「火災保険で対応できるリスク」について解説しました。
どのリスクまで補償するかにより、保険料が変わってくるので、どこまで備えるか、保険会社の見積もりをとって決めていきましょう!
次回は、「火災保険で検討すべき4つの特約」についてお伝えします↓↓↓
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