【1級FPが解説】生命保険は必要か?数百万円損しないために、加入前に「3つの弱点」を絶対確認しよう!

今回は、人生で数百万損しない!無駄な保険に入らないために考えるべきたった3つのことの中の「保険の3つの弱点の理解」についてお伝えしていきます。

YOUTUBEで全てを語っておりますので、是非ご覧ください。
動画は9分の長さがありますが、非常に濃い内容ですのであっという間に見ることができます。
動画の内容は文章でもここから下にまとめておりますので、こちらもご覧ください。

保険の3つの弱点

僕が考える保険の押さえておくべき大きな弱点は次の3つです。

弱点①契約時に条件が固定されてしまうので変化に対応できない

弱点②生命保険会社の利益がある分、不利な賭けになる

弱点③保険では病気を治せない=保険はお金を準備する手段

一つずつ詳しくみていきましょう!

弱点①:契約時に条件が固定されてしまうので変化に対応できない

まず、一つ目の弱点は、契約時に条件が固定されてしまうので変化に対応できないということです。

がん保険の歴史

がん保険を例にお話をしていきたいと思います

1970年~1980年代のがんの治療法は手術だけでした。この時のがん保険は、入院するか手術するかでお金が出る形でした。

そこから治療が進歩して、1990年から2000年になると、手術の他に、化学療法いわゆる抗がん剤や放射線治療が治療として確立されてきました。この時の保険は、手術だけではなくて化学療法や放射線でも保険の支払いがあるという形に変わっていきました。

そして、現在はゲノム医療や免疫療法など新しい治療が出てきています。新しい治療に対応できるように保険が変わってきています。

保険の条件は、契約時に決まっているので、治療が進化しても保険の内容はかわりません

保険は後出しじゃんけん

例えば、1980年当時25歳だった方ががん保険に加入しました。
内容は、入院したら1日1万円、手術したら10万円とします。この方が、2020年、40年たった65歳の時にがんに罹患しました。その時入院10日間と抗がん剤治療したらどうでしょうか?

入院が1日1万円ですので、1万×10日間で10万円、抗がん剤治療は手術ではないので、出ない可能性があります。
つまり、ずっとお金を払ってきたのに、もらえる額としては10万円になる可能性があるということです。

過去、治療が進化すれば、保険もそれに合わせて進化しています。
保険が先ってことはありえないです。保険は、後出しじゃんけんです。

将来困った時に使える保険になっているかが大切です。

契約時に条件が固定されることがプラスにはたらく場合

例えば、金利が高い時に契約した貯蓄保険、値上がりが続いている火災保険などを条件がよい時期に加入しており、長期で保険料を固定できている場合などです。

もし、条件の良い必要な保険に入っている場合は、解約しないようにしましょう。

弱点②:生命保険会社の利益がある分不利な賭けになる

当たり前の話ですよね。保険会社はボランティアではなく、事業としてやっています

例えば、Aさん、Bさん、Cさん、Dさんが医療保険に入りました。
Aさんが病気になり、給付金が返ってきました。A~Dさんがこれまで払ってきたお金は保険会社にあると思うのですが、そこから保険会社の利益を引いた額が返ってくる計算がされています。

Aさんは「すごく得した!」と言っていますが、BCDさんは損をしています。
基本的にはこういった仕組みになっている以上、不利な賭けになってしまいます。

これは、別に使ってはいけないということではありません。皆さんから少しずつお金を集めて大変な方にお金を支払っていくシステムは、すごくいいので、不利な賭けになることを知っていて、それでも必要な方は活用していけばよいと思います。

どこを保険で備えるか

では、どこを保険で備えていくかということですが、この4つの部分で考えていきましょう。
縦軸は発生頻度(確率)が大きいのか小さいのか、横軸は発生した時に損害額(コスト)がどのくらいかかるのかです。

回避(右上)

右上の部分は、確率が大きく、起こった時にコストが大きい場合です。

例えば、家の近くの山が噴火する可能性が高いと予報が出たとします。
噴火したら家がなくなってしまうし、命の危険もあります。
こういった場合は、引っ越しするなどリスクを回避するということが選択肢として考えることができます。

つまり、確率が大きくて、起こった時にコストが高いのであれば、リスクを避ける選択が有効です。

減少(左上)

左上は、確率は大きいが、起こった時にコストが小さい場合です。

例えば、風邪なんかそうですね。風邪って結構ひいてしまいますよね。
しかし、風邪になって病院に行っても、3割負担なので数千円ですみます。
対策としては、手洗い、うがい、睡眠などの体調管理をすることで、風邪にならないようにすることが考えられます。

つまり、確立は大きいが、コストが小さいのであれば、リスクを減少させる選択が有効です。

保有(左下)

左下は、確率が小さく、起こった時もコストも小さい場合です。

例えば、天気予報がはずれて急な雨が降る場合などです。
たまにはずれることがある天気予報に備えて、傘を毎日持っていくかっていうと、そうはしてないですよね。
急な雨が降った場合は、雨が止むまで少し待ったり、急いでいる場合は数百円で傘を買ったりします。

つまり、確率が小さく、起こった時もコストも小さい場合は、リスクを保有して受け入れています。

転嫁(右下)

右下は、確率は小さいが、起こった時にコストが大きい場合です。

例えば、自転車を運転していて人を引いてしまい、怪我をさせてしまった場合、1億円を超える損害賠償を支払う可能性があります。

すごく気を付けて運転をしていても、起こる可能性はあります。
保険に転嫁しておくと、自転車で人を引いてしまった場合に、1億円請求されたとしてもそれに対して支払うことができます。

つまり、確率は小さいが、起こった時にすごく大きな損害になって人生が終わってしまうことに、保険の仕組み的に考えても、保険を活用することが有効です。

弱点③:保険では病気や怪我を治せない。保険はお金を準備する手段

保険はお金を準備する手段です。当たり前のことなのですが、見落としがちな観点になります。

がんの5年生存率

がんの5年生存率を見てみましょう。

ステージが大きいほど重症です。胃がん、大腸がん、乳がん、前立腺がんの4つのがんの5年生存率を記載しています。

見ていただくと、ステージ1など軽い状態で見つかると5年生存率が高いです。ステージ4など重い状態で見つかると生存率が低いです。

つまり、がんは早期発見、早期治療が大切ということです。

では、この早期発見するために何ができるのかというと、現在のところがん検診が考えられます。

次の図は、日本人が胃がん、大腸がん、乳がんのがん検診を受けているかのデータです。約4割の方が受けています。

しかし、アメリカやイギリスやオランダなど他の先進国では約6割~8割です。
他の先進国と比べても、日本人はがん検診をあまり活用していないことが分かります。しかし、がん保険にはたくさん加入しています。

がん保険に入れば、がんになってしまった場合、給付金がもらえるかもしれないです。

しかし、がんが治るかどうかは早期発見、早期治療が重要です。
その保険料に払うお金をがん検診にあてて、がんを早期で見つけて早期治療していく選択肢もあるのではないでしょうか?

理論的な考え方と気持ちのバランスを考える

人生は確率だけではないです。
気持ちの部分も大きいと思います。

確率的には損することは分かっているが保険に入っていることでなんか安心して生活できる、病気になってしまい入っておけばよかったと後悔したくないなど、気持ちの部分で安心して日々を過ごせる方は保険をお守りのように活用する方法もあります。

ただし、気持ちを優先しすぎると保険で損が大きくなるので、お金と気持ちのバランスを考えましょう。

まとめ

保険の3つの弱点を見てきました。

1つ目が「契約時に条件が固定されてしまうので変化に対応できないこと」

2つ目が「生命保険会社の利益がある分、不利な賭けになること」

3つ目が「保険では病気を治せない。保険はあくまでお金を準備する手段ということ」ですね。

しっかり保険の仕組み、保険の弱点を理解した上で保険が必要なのか、不要なのかを判断することが大事だと思います。

今回は「保険の仕組みと3つの弱点の理解」の中の「保険の3つの弱点」についてお伝えしました。

次回は、「安いだけではダメ!数百万円得する生命保険の比較方法」についてお伝えします。

「保険を比較するなんて当たり前だよ」と思っているかもしれませんが、保険を正しく比較することが大切です。

どういったことに注意して比較すれば良いか見ていきましょう↓↓↓

【1級FPが解説】安いだけではダメ!数百万円得する生命保険の比較方法

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