【1級FPが解説】はじめての携帯見直しは、手間と時間を最小限にして「サブブランド」を選ぶべき理由

「本を読んでできることを一つずつ実践しています。やろうやろうを言い訳に長年大手キャリアで高いと分かっていながら見直ししてこなかった携帯も、家電量販店に行って見直ししたいと考えています。本で3社は比較すると書いていますが、どこの携帯会社を比較したらいいかアドバイスをいただけませんか?」

書籍「夫婦貯金年150万円の法則」の読者から、P135~137の『3時間でできる携帯電話の見直し2ステップ』の部分について、質問いただきましたので解説していきます。

結論、ワイモバイル、UQモバイル、楽天モバイルの3社の比較がおすすめです。

携帯の見直しをしようと思っていても、いまだに大手キャリアを利用している人が、行動できないよくある理由は次の2点です。

①ネットでの手続きがめんどくさい
②ネットがつながりにくいと考えている

今回は、このような理由で携帯の見直しを行動に移せていない人に向けて、ストレスなく、手間と時間を最小限にして「サブブランド」を選ぶべき理由をお伝えします。

自分でネットで手続きができて、少々ネットにつながりにくくてもいいよという人は、格安SIMを使うのが一番安いと思うので、今回の内容はお役にたてない可能性があります。

格安スマホとは

格安スマホとは、料金が安い携帯会社です。厳密な区分はなく、NTTドコモ、au、ソフトバンクの大手3社以外の携帯会社を僕は格安スマホと定義しています。

格安スマホは大きく3つに分かれています。

大手3社のサブブランド

大手携帯会社が運営する低価格帯ブランドで、UQモバイルやワイモバイルなどです。大手携帯会社の回線を利用しており、実店舗でのサポートがあります。

大手3社の格安プラン

NTTドコモのahamo、auのpovo、ソフトバンクのLINEMOは、あまり使わないサービスやオプションをなくして、オンラインのみの受付にすることで人件費を削って安くしています。実店舗でのサポートはありません。(ahamoは1回3300円でドコモショップでサポートあり)

格安SIM

大手から通信ネットワークを借りて通信サービスを提供しており、自社回線を持たないので、大手に比べて低価格です。MineoやOCNなどです。実店舗でのサポートはありません。

サブブランドをおすすめする理由

理由は、携帯の見直しをしようと思っていても、いまだに大手キャリアを利用している人が、行動できない2つの理由を解消でき、料金が安くなる可能性があるのが「サブブランド」だからです。

【行動できない2つの理由】
①ネットでの手続きがめんどくさい
②ネットがつながりにくいと考えている

①対面で手続きできる

格安スマホのサブブランド以外は、基本、各会社の公式サイトから申込になります。「サブブランド」のワイモバイル・UQモバイルや楽天モバイルなどは、対面で手続きでき、初期設定などをスタッフと一緒にできます。

ただ、携帯会社独自の実店舗で相談するより、家電量販店で相談したほうがいいと考えています。その理由ややり方は、書籍「夫婦貯金年150万円の法則」のP135~137の『3時間でできる携帯電話の見直し2ステップ』の部分について詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

②通信速度が落ちにくい

大手キャリアから回線を借りている事業者(格安SIM)は通信の品質が高くない傾向があると言われています。そのため、朝夕の通勤や通学の時間、昼休憩の時間、21〜23時の夜間など、ネット利用が集中する時間帯は、通信速度が遅くなる可能性があります。

一方、格安スマホの中でも、独自の回線を持っている「サブブランド」や「大手3社の格安プラン」は通信速度が比較的落ちにくいと言われています。僕の家族は、ワイモバイルを使っていますが、まったくストレスなく使えています。

サブブランドに切り替えるときの注意点と対策

ここからはサブブランドに切り替えるときの注意点とその対策についてお伝えしていきます。

①キャリアメールが有料

キャリアメール(@docomo.ne.jpなど)が無料で継続できない場合があります。いろいろな連絡先をキャリアメールで設定している人も多いかもしれません。

対策

●そもそも携帯会社に依存しない「gmail」などを作る
●有料でキャリアメールを継続する(au・ドコモ・ソフトバンクでは月額330円)

②データ使用料が多いからデータ無制限プランにしない

以前、データ使用量が月100ギガのご相談者がいました。聞いてみると、外で動画を見ることが多いのでデータ無制限プランにしているとのことでしたが、Wi-Fi環境がある家や施設でも、Wi-Fiを利用していませんでした。

対策

●家や職場でWi-Fiがあるのに設定せずデータ使用料が多くなっている場合は、Wi-Fiをまず活用する
●100ギガプランがある「ahamo」や無制限プランがある「楽天モバイル」を使う

③電話をたくさんするから電話し放題プランにしない

電話は、30秒22円と結構高いです。そのため、電話し放題プランにしている人も多いと思いますが、データ使用量と同様に、まずは使い方を見直しましょう。

対策

●LINEやfacetimeなどの無料通話が活用できないか検討する
●仕事で使うなど、通話品質を重視する場合は、かけ放題プランを活用する

④端末の分割が続いていても大丈夫

携帯端末を分割で購入していて、支払いがまだ残っていても携帯会社を変えることはできます。

対策

大手キャリアで端末を分割で支払っていても、SIMだけ変えて、その端末を引き続き利用できる。
※SIMロックがかかっている場合には、解除手続きが必要

⑤解約料がかかることがある

今加入しているプランによっては、2年の定期契約の場合があります。その場合は、契約更新の期間内に解約しないと解約金がかかります。

対策

現在のプランで解約料がかかるかどうか、他社に乗り換えする前に確認しておく

まとめ

携帯の見直しを行動に移せていない人に向けて、ストレスなく、手間と時間を最小限にして「サブブランド」を選ぶべき理由をお伝えしました。

サブブランドをおすすめする理由は次の2つです。

①対面で手続きできる
②通信速度が落ちにくい

サブブランドに切り替えるときの注意点は次の5つです。

①キャリアメールが有料
②データ使用料が多いからデータ無制限プランにしない
③電話をたくさんするから電話し放題プランにしない
④端末の分割が続いていても大丈夫
⑤解約料がかかることがある

携帯の見直しをしようと思っていても、いまだに大手キャリアを利用している人が、行動できるきっかけにしていただけたら嬉しいです。

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1級FP技能士
磯山裕樹

立命館大学を卒業後、旅行会社に就職。連日の出張や残業による仕事中心の生活から家族の時間を作るため、自分で自由に時間を決められる働き方を求め外資系保険会社に転職。総額200万円を投資して徹底的にお金に関する学びを追求。その結果、富裕層ではなく、かつての私と同じ悩みを持つ子育て世代にこそ自身が体感したサービスが必要だと考え、磯山FP事務所を開業。これまで、100世帯の家計管理に携わり、家計改善成功率100%、継続顧問サービス継続率100%の実績がある。単にお金を増やすだけでなく、「豊かに幸せに生活できる家計」を実現すべく日々奔走中。

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