【1級FPが解説】持ち家と賃貸どっちがいい?損得より〇〇が大切!どちらを選ぶべきかの判断基準とメリット・デメリット

今回は、「持ち家か賃貸かどちらがよいですか?」とご質問をいただきましたので、回答していきます。

持ち家か賃貸かどっちがいいのか?どちらを選ぶべきかの判断基準とメリット・デメリットについて、僕の考えをお伝えしていきます。

YOUTUBEで全てを語っておりますので、是非ご覧ください。
動画は約14分の長さがありますが、非常に濃い内容ですのであっという間に見ることができます。
動画の内容は文章でもここから下にまとめておりますので、こちらもご覧ください。

持ち家か賃貸かどちらがよいか?

賃貸派、持ち家派がたびたび議論になっていますが、賃貸か得なのか、持ち家が得なのかは、金利や賃料の変化など前提条件により損得は異なります。

僕は、損得は正直どっちでもいいと思っています。
それよりも大事なことにフォーカスすべきです。

「なぜ家を買いたいのか?」「買った後の暮らしは?」「子供が独立したらどうする?」「高齢になったらどうする?」など損得よりも、家族にとって、賃貸と持ち家どちらが幸せになれるかを考えることが大切だと考えています。

家族にとって、賃貸と持ち家どちらが幸せになれるか

ご主人が転勤族で、家族で一緒についていくことが幸せなのであれば、賃貸の方がよいかもしれません。
ご主人が転勤しても、奥様の実家近くにご両親の援助を受けながら住み続けることが幸せなのであれば、持ち家でもよいかもしれません。

大きな借金を背負うことで、日々の生活が不安になる、落ち着かないのであれば、賃貸の方がよいかもしれません。
借金を背負っても、持ち家があることに安心感や満足感を持ち、幸せに生活できるのであれば、持ち家の方がよいかもしれません。

いろんな場所で住んでみて、最終的に永住する場所を決めたい場合は、最初は賃貸で、その後持ち家という選択肢もあると思います。

住宅より家族旅行にお金を使いたいなど、住宅の優先順位が低い方は、他の優先順位にお金を使うことができるように考えた方がよいかもしれません。
賃貸なら安いところに引っ越す、これから家を購入希望の方は中古物件を検討するなどです。

損得よりも、家族にとって、賃貸と持ち家どちらが幸せになれるかを考えてみましょう。

もちろん賃貸と持ち家それぞれのメリット・デメリットはあります。
賃貸と持ち家のメリット・デメリットこれからの人生設計、生き方、家に求める価値観の両方を検討して判断することが大切だと思います。

賃貸と持ち家のメリット・デメリット

では、賃貸と持ち家のメリット・デメリットを整理してみましょう。

賃貸のメリット

ライフスタイルの変化に対応できる

転勤、収入、家族構成の変化に合わせていつでも引っ越しできます。

ライフスタイルの変化に対応できることが最大のメリットだと思います。

僕のお客様の中で子供を教育する場所にこだわりがある夫婦がいます。希望の場所は人気エリアで家を建てようと思うとすごいお金がかかるので、子供と一緒に住む時だけ中古の築古の賃貸で住み、子供が巣立ったら、別の場所に引っ越して生活するという選択をしている方もいます。

会社によっては家賃補助の額が持ち家より多い

会社によっては家賃補助制度があります。
支給条件は会社により違いますが、一般的に持ち家よりも賃貸の方が家賃補助の額が多い傾向にあります。

賃貸のデメリット

一生家賃を支払う

老後もずっと家賃を支払う必要があるので、持ち家でローン完済している人より老後資金を準備しておく必要がありますね。

高齢になると借りにくくなる

孤独死や認知症での火事などを大家さん嫌うため、借りにくくなる可能性があります。

持ち家のメリット

ローン返済が終われば、住居費が軽くなる

ローン返済が終われば、もちろん住み続けることができます。

ただし、ローン返済が終わっても0円で住み続けることはできません。
なぜなら、一戸建ての場合は固定資産税、都市計画税、メンテナンスの積立、火災保険など、マンションの場合は管理費、修繕積立金、固定資産税、駐車代、共益費、火災保険などが必要だからです。いずれの場合も月2~5万程度必要だと思います。

好きな空間の中で生活できる

「仕事に励みが出る!」「子供がのびのび育つ家を作りたい!」「休日は友達をよんでホームパーティができる家を作りたい!」など、自分のこだわりの空間を実現できます。

家は、買うとき、売るとき、もらうときに優遇税制がある

家を買うと、住宅会社だけでなく、塗装会社、電気屋など様々な業種の会社が関わるので、経済が回ります。
そのため、政府は、家を買うとき、売るとき、もらうときに優遇税制を用意しています。

●買うとき:住宅ローン控除
●売るとき:住居として利用していた建物と敷地の売却益3000万円まで税金がかからない3000万円特別控除
●もらうとき:相続時、小規模宅地の特例での減税

持ち家のデメリット

ライフスタイルや環境の変化に対応しづらい

家族構成や働き方が変わりやすい時代です。
ライフスタイルや環境の変化に対応しづらいことが持ち家の最大のデメリットだと思います。

「子供1人を予定していたが3人になった」「勤め先が変わり勤務先まで遠くなった」「子供が巣立った後は家が広すぎる」「老後2階に行くのは大変」などの変化があっても、簡単に売却して、新しく家を買うことは難しいです。

また、ご自身の問題だけでなく、「隣に家の騒音がうるさい」「家が建たない予定だった隣地に家が建って日差しが悪くなった」など、周りの人や環境の変化もあります。

住宅ローンを返済できなくなるリスク

病気で働けない、会社が倒産したなどで、収入が減って住宅ローンを返済ができないことも考えられます。

賃貸の場合は、収入が減ってどうしようもない場合は、家賃が安い家に引っ越すことができますが、一戸建ての場合はそう簡単な話ではないですね。最悪の場合、家を売却してもローンが残る可能性があります。

デメリットを受け入れて持ち家を買うときのポイント

賃貸と持ち家のメリット・デメリットとこれからの人生設計、生き方、家に求める価値観を夫婦で話し合った上で、やっぱり持ち家を選択したいと考えた方へ、持ち家を購入する場合の気をつけたいポイントをいくつかお伝えしていきます。

人に貸せる家を買うことにこだわりすぎない

家を購入する際の一番のリスクは、ライフスタイル(転勤、収入、家族構成)や環境の変化や住宅ローンを返済できなくなることで家を売却または、人に貸さないといけなくなることです。

引っ越しすることになった場合、住宅ローンと家賃の二重支出を避けるためには、人に貸して得る家賃収入や売却して得たお金をローン返済に充てることが必要です。
そのためには、売らないといけなくなった状況も考えて、値下がりしにくい家、貸せる家を考えましょうとよく言われています。自分のこだわりよりも多くの人が好みそうかを優先して家を選ぶ必要があります。ただ、こればかりを考えて家を考えると家に対するこだわりの部分が叶えられなくなり、何のために家を購入するのかが分からなくなってきます。

家の価値は、建物と土地です。建物は年数が経てば価値が少なくなってくるので、最終的には土地の価値だけになります。せっかくマイホームを建てるのであれば、値下がりしにくい土地にはこだわって、建物は自由に考えてみるなども選択肢の一つかと思います。

子供が巣立った後、終の棲家を購入する選択肢もある

子育て中は変化に対応できるように賃貸を選択し、子供が巣立った後、終の棲家を購入するのも選択肢の一つになると思います。

20代~40代の方は、今から20年~40年後の老後の暮らしを想像するのは難しいです。
老後が近くなってから、夫婦の老後の暮らしにあった町や広さの家を購入するのもよいですね。

持ち家でも賃貸でも、住宅で一番に考えるべきは災害に強いこと

快適な家に住む、おしゃれな家に住む、職場から近い場所に住むなど、家へのこだわりがあると思いますが、僕は一番大切にすることは、災害に強いことだと考えています。

地震が起きた時の耐震性やそもそも地震が起きづらい場所を選ぶ、水災が起きづらい場所を選ぶなど、災害の可能性を減らし、災害が起こっても家族を守ってくれる家が一番大切だと思います。

災害リスクの経済的な損失に備えることは、火災保険でできます。
住宅を購入する時は、本当にたくさんやらなきゃいけないことがあり、金銭感覚もマヒしているので、保険会社のおすすめで、火災保険の内容を適当に決めてしまっている方をこれまでたくさん見てきました。

●河川の増水で浸水のリスクが高い場所なのに、そのリスクに備えられていない
●住宅ローンと一緒に銀行で火災保険を加入し、ローン終了ともに保険が切れてしまっている
●自動車保険などの他の損害保険と内容がかぶって二重で加入されている

自然災害が増えている中、きちんと火災保険について考えていないと、困ったときに、必要な額がでなかったり、補償の対象外になると大変です。適当に決めるのではなく、困ったときに助かる内容にしておきましょう。
また、家に住んでいる間ずっと保険料がかかるので、一度きちんと考えることで、一生涯の保険料の削減にもなると思います。

火災保険を最適化する3ステップについては下記にて詳しく解説していますので参考にしてみてください↓↓↓

【まとめ記事】火災保険を最適化する3ステップ|火災保険のおすすめの選び方

安心して返済を続けれる住宅ローンを組む

住宅ローンを考える上で一番大切なことは、最後まで無事、安心して返済を続けれることです。
そのために住宅にかけれるお金を決めて、その金額を守ることです。

いくら住宅にお金がかけるかを決め、いつまでに返すかを考えましょう。
その時に大切なことは、損得だけでなく、キャッシュフローを見ることです!

また、変動金利と固定金利の違いや活用法、団体信用生命保険など住宅ローンに関する基礎知識を押させておくことも大切です。
基礎知識がないまま住宅ローンを組んでしまい、損をしていたり、支払いができなくなり家を売らないといけなくなった方を見てきました。
住宅ローンをどう組むかで人生が変わります。それほど大きな借金なのです。

住宅ローンの基礎や付き合い方については、下記にて詳しく解説していますので参考にしてみてください↓↓↓

住宅ローンの基礎|まとめ記事

まとめ

賃貸のメリット

●ライフスタイルの変化に対応できる
●会社によっては家賃補助の額が持ち家より多い

賃貸のデメリット

●一生家賃を支払う
●高齢になると借りにくくなる

持ち家のメリット

●ローン返済が終われば、住居費が軽くなる
●好きな空間の中で生活できる
●家は、買うとき、売るとき、もらうときに優遇税制がある

持ち家のデメリット

●ライフスタイルや環境の変化に対応しづらい
●住宅ローンを返済できなくなるリスク

デメリットを受け入れて持ち家を買うときのポイント

●人に貸せる家を買うことにこだわりすぎない
●子供が巣立った後、終の棲家を購入する選択肢もある
●持ち家でも賃貸でも、住宅で一番に考えるべきは災害に強いこと
●安心して返済を続けれる住宅ローンを組む

「持ち家か賃貸かどちらがよいか?」を考えるときは、損得よりも、家族にとって、賃貸と持ち家どちらが幸せになれるかを考えることが大切です。

賃貸と持ち家のメリット・デメリットとこれからの人生設計、生き方、家に求める価値観の両方を検討して判断しましょう。

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