①自動車保険を比較する時のポイント

自動車保険の内容は、担当の方にお任せしていて、言われるがまま加入している方が多いと思います。

言いなりでは自分に合っている保険に加入することは難しいです。
少し手間をかけることで、保険料を抑え、自分に合った自動車保険を選択できます。

その具体的な方法について、8回に分けて解説しています。
それぞれの記事には番号を振っておりますので、順番にご連頂くと理解しやすいです。

今回は自動車保険を比較する時のポイントについてお伝えしていきます。

YOUTUBEで全てを語っておりますので、是非ご覧ください。
動画は17分の長さがありますが、非常に濃い内容ですのであっという間に見ることができます。

自動車保険を比較する時のポイント

多くの方が、車屋さんや地域の損害保険代理店で自動車保険に入られていると思います。
しかし、自動車保険の内容は、担当の方にお任せしていて、言われるがまま加入している方が多いと思います。

保険を提案してくれる人は保険を販売して手数料を得ているので、保険にたくさん入ってもらうほど収入が上がる仕組みになっています。
また、補償内容を理解せず入っている方が多いので、何かあった時にお金が出ないとクレームに繋がってしまうので、十分すぎるくらい保険の内容を手厚くされている方をよく見ます。

もちろん自動車保険を提案している人のすべてがそうではないとは思いますが、こういった方をよく見ます。

言いなりでは自分に合っている保険に加入することは難しいです。
少し手間をかけることで、保険料を抑え、自分に合った自動車保険を選択できます。

自動車保険を見直しする時の順番は、次の通りです。
①自動車保険を学ぶ
②自分に必要な条件を検討する
③比較する

①自動車保険を学ぶ

自動車保険はどんな時に助けてくれるのか?どんな内容なのか?をまずはしっかり理解しましょう!

②自分に必要な条件を検討する

人によって必要な条件は違います。
自動車保険を学んで、そして自分はどの内容が適しているか検討しましょう!

③比較する

自動車保険を比較している方は非常に少ないです。
なぜか?それは、多くの損害保険代理店は1社しか取り扱っていないからです。
1つの相談場所で比較できないので、複数の場所で相談をするのはめんどくさいですよね。そこで取り扱っている保険会社で加入している方が多いですね。

保険会社により、内容や保険料が異なります。
相談するのであれば、1社だけを扱っている方ではなく、複数扱っている方に相談しましょう。

では、具体的にどのように自動車保険を見直しするか一緒に考えていきましょう!

なぜ自動車保険が必要なの?

そもそもなぜ自動車保険が必要なのか?
自動車事故で相手が亡くなる、後遺障害になった場合、相手に対する賠償額が大きなものになるからです。
過去には亡くなって5億円、後遺障害で3億円などの賠償例があり、一般の方が支払える金額ではないので、人生が終わってしまいます。

自動車保険でどこまで備えればよいの?

そもそも自動車保険は、保険会社の利益がある分不利な賭けになります。
当たり前の話ですよね。保険会社はボランティアではなく、事業としてやっています。

例えば、Aさん、Bさん、Cさん、Dさんが自動車保険に入りました。
Aさんが事故になり、保険金が返ってきたとしても、皆さんがこれまで払ってきたお金は保険会社にあると思うのですが、そこから保険会社の利益を引いた額が返ってくる計算がされていますよね。

Aさんは「すごく助かった!得した!」と言っている方もいるのですが、BCDさんは損をしています。
基本的にはこういった仕組みになっている以上、不利な賭けになってしまいます。

これは、別に使っちゃいけないってことではありません。皆さんから少しずつお金を集めて大変な方にお金を支払っていくシステムは、すごくいいので、不利な賭けになることを知っていて、それでも必要な方は活用していけばよいと思います。

どこまで備えるかを考える上で、4つのリスク区分に分けて考えると分かりやすいと思います。
縦軸は発生頻度(確率)が大きいのか小さいのか、横軸は発生した時に損害額(コスト)がどのくらいかかるのかになっています。

保険で備えることが有効な部分は、右下の転嫁の部分です。確率が低いが起こると損害額が大きいリスクです。自動車事故で相手が亡くなる、後遺障害になった場合など相手に対する賠償額が大きなものになります。
すごく気を付けて運転をしていても、起こる可能性はあります。
保険に転嫁しておくと、自転車で人を引いてしまった場合に、1億円請求されたとしてもそれに対して支払うことができるということですね。

左下の保有を見てみましょう。確率が低く、損害額も小さいリスクです。例えば、車のパンクですね。道路に落ちている釘でパンクをした場合に備えて、スペアのタイヤを常に用意していますでしょうか?している方は少ないですよね。もし、パンクした場合は修理店に持って行ったり、ロードサービスに連絡したりしますよね。このように、リスクを保有していますね。

左上の減少を見てみましょう。確率が高く、損害額は小さいリスクです。例えば、車をこすって数万円の修理費などですね。この場合は、狭い道を通らないなどリスクを減少させることが選択肢として考えることができます。

右上の回避というところ見てみましょう。確率が高く、損害額が大きいリスクです。例えば、居眠り運転などです。この場合は、そもそも眠い時に運転をしないことが一番のリスク回避です。

これからどう自動車保険で備えるかを見ていく中で、4つのリスク区分を意識しながら読んでみてください。

法律で加入が義務付けられている自賠責保険

自動車保険には法律で加入が義務付けられている自賠責保険と任意で加入する民間保険があります。
自賠責保険の目的は被害者の救済です。保険もお金もない方のせいで事故にあってしまった場合、被害者が十分な補償を受けれない可能性があるので法律で義務化されています。

≪自賠責保険の内容≫
●死亡:3000万まで
●ケガ:120万まで
●後遺障害:障害の状況に応じて最高4000万まで

≪自賠責保険のポイント≫
相手の身体に対する保障のみ(自分の身体やモノは×)
どの保険会社でも内容は同じ
自賠責保険で足りない分を民間保険で検討する。

民間保険の仕組み

ここからは、任意で加入する民間保険についてみていきましょう。

1~20等級ごとに割引率が設定

自動車保険には1~20等級の20段階に等級が分かれています。
新規契約時に6等級からスタートして、1年間無事故だったら1等級ずつ上がります。等級により保険料の割引率が決まり、20等級が一番安いです。

自動車保険の保険料は、定価があり、等級が高いほど割引がきくイメージです。保険金請求をともなう事故を1回起こすたびに、等級が3つ下がります。さらに事故有の割引率が3年続くので、保険金を請求すると保険料が上がってしまいます。


※東京海上日動火災保険 自動車保険パンフレットより

例えば、定価が年間10万円だとすると20等級の方は63%割引なので、保険料は3万7000円です。1等級の方は、108%割増なので、20万8000円になります。同じ内容の保険に加入するのに、等級の違いで年間約17万円も変わってきます。

僕の周りで昔車を頻繁にこする方がいました。その都度、数万円の修理で車両保険を使い、気づいたら等級が1になっており、更新する時に保険料がすごいことになって初めて大きな損をしていることに気づきました。同じ損害保険でも火災保険は何度使っても保険料が変わらないのでそのイメージで自動車保険も思っていたそうです。知っているか知っていないかだけで大きな差になりますね。

なので、等級はめちゃくちゃ大事です。
皆さん大切にしましょう!

無事故割引と事故有割引がある

例えば、15等級の方が保険を使うと、翌年は事故有割引率の12等級になり、3年間は事故有割引になり、3年間保険使わなければ1年毎に1等級ずつ上がり、3年後に無事故割引の15等級になります。
同じ等級でも事故有期間と無事故割引期間は割引率が変わってきます。


※東京海上日動火災保険 自動車保険パンフレットより

15等級で、定価が10万円の保険料だったとすると、保険を使わなかった場合の3年間の保険料は、
1年目:事故無の16等級 割引率54% 保険料4万6000円
2年目:事故無の17等級 割引率55% 保険料4万5000円
3年目:事故無の18等級 割引率56% 保険料4万4000円
3年間の保険料の合計は13万5000円です。

事故をして保険をつかった場合は、
1年目:事故有の12等級 割引率22% 保険料7万8000円
2年目:事故有の13等級 割引率24% 保険料7万6000円
3年目:事故有の14等級 割引率25% 保険料7万5000円
3年間の合計は229,000円になります。

定価が10万円だとすると、3年間で9万4000円の保険料が変わってきます。

事故にあっても保険を使わない方が得な場合もある

事故にあっても保険を使わないってどういうこと?と思う方もおられるかと思います。
見てきたように、車の保険を使うと等級下がり、保険料上がります。

等級により違うのですが、先ほどの例だと保険を使うことで3年間の保険料が9万4000円増えます。例えば、修理費が5万円くらいだと、これから3年の保険料の上がる金額と修理費を比べると、保険を請求せず、自分でお金を払って直した方が得ですよね。

小さな修理費で保険を使ってばかりいると、どんどん等級が下がってきて保険料が上がっていくので、なんでもかんでも保険を使ったらよいというわけではないですね。

等級が下がる事故と下がらない事故

自動車保険を使うと必ず等級が3つ下がるわけではありません。
等級が下がらないもの、等級が1つだけ下がるもの、等級が3つ下がるものがあります。
各補償内容は次回以降に詳しく説明しますね。

【等級が下がらないもの】
・人身傷害補償
・弁護士費用、個人賠償、代車費用、ファミリーバイク特約

【等級が1つ下がるもの】
事故原因が下記の場合の車両保険
・火災、爆発、台風、竜巻、洪水、高潮による損害
・落書き、窓ガラスの破損、いたずら、盗難による損害など
・飛来中、落下中の他物との衝突

【等級が3つ下がるもの】
上記以外

まとめ

自動車保険の見直しのポイントは、
①自動車保険を学ぶ
②自分に必要な条件を検討する
③比較する
ですね!

なぜ自動車保険が必要なのか、そして自賠責保険と民間保険の仕組みの基礎について解説しました。

次回は、基礎を踏まえた上で、具体的に自動車保険の内容についてお伝えしますね。

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