お金専門のパーソナルトレーナーの磯山です。
最近いろんなお客様を見て、家計を最適化し、しっかりと家計管理ができている人とできてない人の違いが〇〇だと実感しています。
皆さん〇〇は何だと思いますか?
いろんな方にこの質問をすると、家計管理ができていない人はこのように回答があります。
「特別なノウハウがあるのですか?」
「超スーパー節約術があるのですか?」
家計管理ができるている人はこのように回答があります。
「考え方だと思います。」
多くの方が、特別なノウハウが重要だと思っていますが、実はノウハウよりも、どのように考えて家計管理をしているか「マインド」の部分が最も重要ということです。
「家計の見直しで成功する人と失敗する人の違い5選」も全て「マインド」についてです。
皆さんがこのブログを読んでいただき、家計管理で成功するための「マインド」を得て、家計を最適化し、経済的により良い生活にしていただけたら嬉しいです。
前編では「家計の見直しで成功する人と失敗する人の違い5選」のうち、2選をお伝えしました。
違い①失敗する人は我慢に頼る節約を頑張っているので一時的で継続できない
違い②失敗する人は部分的な家計の見直しをしている
後編では、家計の見直しで成功する人と失敗する人の違い5選のうち、後編は残り3選をお伝えします!
違い③失敗する人は短期目線で考えている。
違い④失敗する人は人のせいにする
違い⑤失敗する人はコストを払わず、全て無料にこだわる
目次
違い③失敗する人は短期目線で考えている。
失敗する人は短期的目線で考えています。
成功する人は長期的目線で考えています。
【事例】貯蓄保険今解約したら損するので、とんとんになるまで継続しようと考えていませんか?
「貯蓄保険を解約しようと思うのですが、今解約したら損するので、とんとんになるまで継続した方が良いですか?それとも今解約した方が良いですか?払い済みにした方が良いですか?」良くあるご相談内容です。
貯蓄保険に加入していた方が、その後、貯蓄保険とiDeCoやNISAのメリット・デメリットを比較し、iDeCo、NISAの方が、長期的にメリットがあると決断され、貯蓄保険の解約しようとした時に良くあるご相談です。
ご相談者は「今解約したら10万円損するので、10年間継続して10年後とんとんになってから解約する。」と考える方が多い傾向です。
人間は利益より、損失を2〜2.5倍大きく感じると言われています。
人間の心理的に損失が気持ちに与えるダメージは大きいのです。
ただ、継続するというのは短期的目線での選択だと僕は考えます。
例えば、iDeCoの節税メリットが年間2万円あるのであれば、5年で元は取れます。10年後は+10万です。長い目でメリットがあるというのであれば、長期的目線で決断する方が良いと思います。
「今保有している商品を持ってなかったら今から同じ商品を買うか」僕は迷ったらこの考えで結論出します。
過去は変えられないので、未来のことだけを考えて長期的目線で決断しましょう!
違い④失敗する人は人のせいにする
失敗する人は人のせいにしています。
成功する人は自分の判断に自分で責任を持っています。
【事例】本やネットの情報でやってみたら損した!人のせいにしていませんか?
2022年5月、下記記事がネットニュースに上がっていました。
「厚切りジェイソン、ツイート全消し 米国株下落で非難殺到か」
厚切りジェイソンが書籍でおすすめしていた米国株が下がり、Twitterに文句が殺到したようです。
あくまで、厚切りジェイソンさんの環境、状況、考え方ではベストのやり方であり、自分に合っているかどうかは自分で判断しないといけません。投資は自己責任です。
最終的に判断するのは自分です。
自分の人生です。誰も責任とってくれません。
違い⑤失敗する人はコストを払わず、全て無料にこだわる
失敗する人はコストを払わず、全て無料にこだわっています。
成功する人は専門家を見極め、費用対効果で判断をしています。
【事例】「お金の相談無料でします!」をラッキーだと思っていませんか?
「お金の相談無料でします!」良く聞くフレーズです。
多くの方が銀行や保険会社、証券会社に行き、無料でお金の相談に行っています。
私は無料で質の高いサービスが受けることは難しいと考えています。
なぜなら、相談をするにあたり、当然、人件費、広告費、店舗費など様々な費用がかかっており、
相談料以外の商品の販売手数料などでその費用以上の利益を出す必要があるからです。
金融商品の販売があって初めて成り立つビジネスです。
無料が悪いと言っているわけではないです。
なぜ無料なのか、無料の理由を理解して、うまく金融機関を活用することが賢いやり方だと思っています。
保険の無料相談で無駄な保険に加入して、手数料を取られ、トータル損している方をたくさん見てきました。同じ内容ならコストが安い方が良いと思います。ただ、コスト0で良い内容というのは難しい。隠れたコストがあると考えた方が良いと思います。
無料の相談に行く場合は、最低限保険の仕組みやご自身の状況を把握して相談に行くことをお勧めします。
詳しく知りたい方は下記過去ブログを見てみてください。
保険相談以外にも、資産運用、携帯、住宅、車など何かを購入する時には共通の考え方ですので、参考にしてみてください!
家計の見直しをする場合、コストにはお金と時間があると思います。
「お金のコスト」ばかりに目がいっている方が多いですが、時間は有限です。
「時間のコスト」とのバランス感覚がある方が家計の見直しを上手くされている傾向があります。
例えば下記のような場合、皆様はどちらを選択されますか?
・無料のYouTubeや本で20時間、自分で調べる
・信頼できる専門家に相談して、1時間で解決。費用は1万円
この1万円は高いですか?安いですか?
20時間は、時給2000円だとすると4万円です。
子供とのふれあい、親孝行、より良い仕事など、人生においてお金のことを考えるより大切なことはたくさんあると思います。本当に大切なことにより多くの時間を使い、人生を楽しみたいと僕は考えます。
まとめ
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
「家計の見直しで成功する人と失敗する人の違い5選」をお伝えしました。
皆さんに当てはまるものはありましたか?
家計管理を最適化するには、ノウハウよりも、どのように考えて家計管理をしているか「マインド」の部分が最も重要です。
家計を最適化して人生において1000万円以上の手取りを増やし、同じ収入なのに経済的に豊かな人生を過ごしている方もいます。
何か自分自身に当てはまることがあれば、是非実践してみてください。
※本書は情報の提供のみを目的として作成されたものであり、個別の金融商品の勧誘を目的としたものではありません。本書中の情報は、当社において信頼できると考える情報源に基づいて作成していますが、その情報の正確性、信頼性について保証するものではありません。
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