「共働きしているもののなかなか貯金が貯まっておらず、将来大丈夫かなという漠然と不安を解消したい」というお悩みをもったご夫婦のご相談事例についてお伝えします。家計全体を改善するためにさまざまな実践をしましたが、その中で今回は、特に「携帯の見直し」を具体的にお伝えしていきます。
家族構成:ご夫婦(36歳)ととってもかわいいご長男(3歳)の3人家族
世帯収入:約800万円(共働き)
ご相談を通じて、年間28.2万円の家計幸適化の効果が出て、サービス利用後には「攻めのお金(投資)、守りのお金(貯金)を両輪で使い分けることで人生を豊かにすることができると考え方が変わりました。」と大きな変化がありました。
お客様のご感想
ご相談終了後のアンケートはこちらになります。
Q:サービスを利用する前に、どんなお金の不安がありましたか?
A:共働きしているものの中々貯金が貯まっておらず、将来大丈夫かなと漠然と不安がありました。
Q:なぜこのサービスを利用しようと思いましたか?
A:これまでも夫婦でお金の話をすることはありましたが、お金に対する価値観が違うため喧嘩になっていました。そのためプロの方からアドバイスをいただいた方が夫婦ストレスなく、将来の話ができると思い利用しました。
Q:なぜ最終的に当サービスを選んだのですか?
A:お世辞でなく、磯山さんの人柄です。仕事に対して真摯に向き合っている姿勢やお話を聞いてワクワクしたからです。
Q:実際にこのサービスを受けてみて、どのような点が特に満足されていますか?
A:シンプルな点です。 家計改善や投資の話となると複雑な気がしますが、項目も絞られており具体的な方法もシンプルに教えていただけるのでストレスなく進められたところが満足しています。
Q:実際にこのサービスを受けてみて、どのような変化がありましたか?
A:今ままではお金を貯めることが正しいと理解していましたが、攻めのお金(投資)、守りのお金(貯金)を両輪で使い分けることで、将来の選択肢を増やし、人生を豊かにすることができると考え方が変わりました。
Q:どのような点に価値を感じて有料の継続サポートを選択されたのでしょうか?
A:資産運用は初めての経験で分からない点が沢山あったからです。継続サポートを通してストレスなく資産運用ができると思い選択しました。
Q:このサービスはどのような方にお薦めだと思いますか?
A:お金に対して不安のある方はもちろん単純にお金が好きで更に知識を向上させたい方にもお薦めです。
ご夫婦のお金の不安
初めてお会いしたときのお二人の不安は次のような内容でした。
●大きな支出をしているわけではないが、お金が貯まらない
●教育費や老後のお金をどう準備するか
●いろいろ家計の見直しをやろうと思っているが、なかなか行動できていない
子育て世代のご夫婦がよく抱えているお金に対する不安です。
理想の生活ロードマップ
とても仲が良いご夫婦でしたが、やはりお金のこととなると今まで過ごしてきた人生の価値観の影響がとても大きいので、喧嘩になることもあり、なかなか夫婦だけでは話ができなかったようです。
相手に全て任せるのではなく、お互いの意見を話し合う機会を持っていることは素敵なことなので、あとはお二人の人生プランを共有し、二人で共通の目標に向けて建設的な話ができるように、まず理想の生活ロードマップを作成しました。
理想の生活ロードマップを作成することで、ご夫婦で目標の共有でき、同じ方向を向いて継続できます。
お二人とも、「えっそんなこと思ってたん?」「老後は地元の田舎に帰りたいの?」など、本音を知り、「子どもにはやりたいことをやらせてあげたい。奨学金を使わず大学まで進学させたい。」など、お二人に共通する子どもに対する強い想いを再確認する場にもなりました。
家計の改善ポイント
ご夫婦の家族としての人生の理想を共有できたところで、その理想の人生にするためにどうすれば良いのか、問題点を把握するために家計の見える化をさせていただきました。今回のご夫婦の改善点は次の点です。
●生命保険
●携帯
●ふるさと納税
●ポイント活用
●貯蓄の手段
これらの内容を一つずつ実践していきました。
携帯の見直し
具体的な実践の1つとして「携帯の見直し」ご紹介します。
携帯見直しの全体像については、「夫婦貯金年150万円の法則」のP135~137『3時間でできる携帯電話の見直し2ステップ』で詳しく解説しているのでよければ参考にしてみてください。
携帯代金はご夫婦合計で月約23,000円と高額です。格安スマホにされていない理由は大きく2つありました。
※下記以外にも、細かい打ち合わせはこれ以外にもたくさんあり、全てを検討のうえ決断されました。
①データを月100ギガ使用している
ご主人はランニングが趣味で、休日は1時間程度YOUTUBEを聞きながらランニングをされていることもあり、1か月100ギガを利用されていました。そのため、携帯はデータ使い放題プランがある大手キャリアで契約されています。
ただ、データ使い放題なので、家や職場などのWIFIは利用していないことが分かりました。そこで、二人で年間約10万円変わるのであれば、携帯の使い方を工夫して、1か月30ギガでまず始めてみようという話になりました。
理由②キャリアメールを活用している
格安スマホに変えると「@docomo.ne.jp」や「@ezweb.ne.jp」などのメールアドレスが使えなくなる、もしくは有料になる場合があります。今でこそ、gmailやyahooのメールアドレスが当たり前になっていますが、昔はメールアドレスがキャリアメールしかなかったので、会社の緊急連絡先やショッピングサイト、SNSなど、さまざまな登録をこのキャリアメールでしていました。変更するのが大変なので、格安スマホにしてなかった理由の1つのようです。
この機会に、gmailを作成し、必要な連絡先を変更していきました。
見直しの結果:年間約11万円削減
毎月、大手キャリアで夫婦合計約23,000円利用していましたが、ワイモバイルに変更して約14,000円に変わり、年間11万円の削減につながりました。
さらに安くすることも考えましたが、電話をよくするので、通話の品質にはこだわりたく、電話かけ放題のプランを選択されました。
なぜ、ワイモバイルを選択されたかについては、下記にて詳しく解説しているので参考にしてみてください。
お客様へ
面談回数は2か月8回、毎週毎週、各分野の学びと実践を繰り返しているなかで、決断したことを即実践されていました。
金融商品の選択について、最適なものに変更すると、長期的に見れば、数百万円得をするが、今解約すると数十万円損をしてしまう状況でした。
多くの人は、数十万円損をしてしまうので、解約をためらったりすることが多いです。これを『サンクスコストバイアス』と言います。すでにお金・時間を支払ってしまった理由で、損な取引に手を出し続ける心理傾向です。しかし、ご夫婦は「長期的に見れば、明らかに今解約すべき」と長期目線での判断で即決でした。
家族の人生をより良くしたいというやる気がすごく、そんな本気なご夫婦の家計に携わることができ、僕自身も毎回すごく楽しかったです。一つ一つ真剣に向き合っていただき、ありがとうございました。
この度は磯山FP事務所にご相談くださり本当にありがとうございました。これからも一緒に理想の生活に向けて実践していきましょう!
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