【1級FPが解説】教育費(教育資金)は子供が〇歳までに貯めるのがベスト!毎月1万円の積み立てで大学費用は何とかなる!

今回は「教育資金はどのように貯めたら良いですか?」という質問をいただきましたので、「教育資金を貯める3ステップ」について解説していきます。

教育資金を貯めるためには考える順番が大切です。
ステップ①いくら貯めるかを設定する
ステップ②いつまでに貯めるか決める
ステップ③どうやって貯めるかを決める

今回は「ステップ②いつまでに貯めるか決める」について解説します。
「ステップ①いくら貯めるかを設定する」を見られていない方はそちらからまずご覧ください!

自分がどんな教育を受けてきたなどにより夫婦でも価値観が違うこともよくあるので、夫婦で3ステップに沿って話をして実践していきましょう。

YOUTUBEで全てを語っておりますので、是非ご覧ください。
動画は約5分の長さがありますが、非常に濃い内容ですのであっという間に見ることができます。
動画の内容は文章でもここから下にまとめておりますので、こちらもご覧ください。

教育資金の王道の貯め方

教育資金の王道の貯め方は、児童手当と積立貯蓄を活用することです。

児童手当の総額約200万円と0歳~8歳(小学生2年生)まで月1万円を積立した96万円を合わせると、約300万円の資金になります。国立大学分は準備できる金額です。

児童手当の総額約200万円と0歳~18歳(高校3年生)まで月1万円を積立した216万円を合わせると、約420万円の資金になります。私立文系分は準備できる金額です。

毎月1万円ならなんかいけそうな気がしてきませんか?

児童手当の総額は約200万

子どもが生まれた時から、中学校を卒業するまでにもらえる児童手当をすべて貯蓄にまわすと約200万円になります。

また、2024年10月から児童手当が変更になり拡充する予定です。
所得制限の撤廃され、18歳(高校生)まで支給拡大されます。
36万円プラスになりますね!
また、第3子以降の場合は0歳から高校生まで3万円が支給されます。

前倒しで貯めるのがベスト

おすすめは、必要な時に合わせてコツコツ貯めるのではなく、前倒しで貯めるやり方です。

前倒しで貯める理由は次の2点です。

①目標とした期間までに貯められなくても余裕があるから

理想は小学校2年生までに貯めるのがベストだと思います。

小学3年生くらいから塾やスポーツなど習い事のお金がかさんでくるので、お金がかかりづらい小学校2年生までに貯めておくことがおすすめです。

仮に小学校2年生までの目標に間に合わなくても、まだ時間がありますので、再度計画を立て直すこともできます。

②教育費のことを考えなくていいので、気持ちが落ち着いて生活できる

子供から「○○できるようになりたい!そのために、○○学校に行きたい!○○を習いたい!」と言われた時、お金がないからダメと言えるでしょうか?
自分のことを我慢してでも子供のためにお金を出してしまいますよね。

お金を出すと言ったはいいが、日々、「お金が足りない・・」という思いが頭の片隅にあると、何をするにもお金のことを考えてしまい、疲れてしまいます。子供の教育費を前倒しで準備できたら、お金の心配をせず、子供との時間を楽しむことができます。

いつまでに貯めるか決めよう

高校まで公立を想定した場合は、高校まではそこまで大きな出費にならないので日々の生活費から教育費を捻出し、まとまったお金が必要な大学は別で準備する方法がよいと思います。

高校までで私立を選択する場合は、候補となる私立学校の費用をまずは調べて、その額を計画的に準備しましょう。

例えば、7歳と4歳の2人の子供がいて、末子が12歳(小学6年生)までに私立理系550万円の2人分1100万円を準備する計画をたてるとします。現在教育資金のために準備できているお金は300万円、児童手当の見込みが400万円とすると、残りは400万円になります。

400万円を8年で準備するためには毎月42,000円の先取り貯蓄が必要になります。

いつまでに貯めるかを夫婦で話し合って決めましょう。

まとめ

「教育資金を貯める3ステップ」の中の「ステップ②いつまでに貯めるか決める」について解説しました。

いつまで貯めるかに正解はありません。
夫婦で話して、決めましょう!

教育資金の貯め方の記事はシリーズ化しています。順番に読み進んでいただくと、「教育費をいつまでに、いくら、どうやって貯めるか」を悩んでいる方が、ご自身にとって最適な教育費を貯める考え方と実践方法を判断できるようになります↓↓↓

【1級FPが解説】教育費(教育資金)の貯め方を徹底解説!いつまでに、いくら、どうやって貯めるかの考え方と実践方法

※本サイトは情報の提供のみを目的として作成されたものであり、個別の金融商品の勧誘を目的としたものではありません。本サイトの情報は、当社において信頼できると考える情報源に基づいて作成していますが、その情報の正確性、信頼性について保証するものではありません。


1級FP技能士
磯山裕樹

立命館大学を卒業後、旅行会社に就職。連日の出張や残業による仕事中心の生活から家族の時間を作るため、自分で自由に時間を決められる働き方を求め外資系保険会社に転職。総額200万円を投資して徹底的にお金に関する学びを追求。その結果、富裕層ではなく、かつての私と同じ悩みを持つ子育て世代にこそ自身が体感したサービスが必要だと考え、磯山FP事務所を開業。“お金が理由で子供の選択肢を狭めない未来”を実現できる子育て世代を増やすべく日々奔走中。

詳しいプロフィールはこちらをクリック

【家計の見直し無料動画講座】

頑張る節約に頼らない!家計見直しの「発想法」と「実践法」についての無料動画講座です。
お気軽にご視聴ください。

家計の見直し無料動画講座

【3大特典!公式ラインご登録】
特典①頑張る節約に頼らない!年間30万円手取りを増やす家計見直し「無料動画講座」
特典②家計のどこを見直せばよいかが分かる「家計の見直しチェックシート」
特典③定期的に「年間30万円手取りを増やすための」お金に関する最新情報のお届け

登録は以下をタップ↓

本ブログに関してご意見ご質問がございましたら、お気軽にこの下のコメント欄よりお聞かせください。

関連記事

RELATED POST

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


継続フォローサービス利用者専用記事

世界20か国・1000のホテルを経験した「元旅行会社×1級FP」の家族旅行|また行きたいホテルや観光地を厳選して紹介

教育費の貯め方を徹底解説!いつまでに、いくら、どうやって貯めるかの考え方と実践方法

老後資金の貯め方を徹底解説!いつまでに、いくら、どうやって貯めるかの考え方と実践方法

住宅ローンを徹底解説!借入額・金利・ローン控除・団信・比較方法・借り換えの考え方

NISAを徹底解説!制度の概要・メリット・デメリット・活用法

iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)を徹底解説!制度の概要・メリット・デメリット・活用法

生命保険を徹底解説!必要か判断する考え方・補償内容・比較方法

携帯の乗り換えを徹底解説!格安と大手キャリアの比較・携帯会社の選び方・注意点・おすすめの携帯プラン

個人ができる節税対策を徹底解説!保険・iDeCo・ふるさと納税・医療費・住宅ローン・扶養の「控除」

火災保険を徹底解説!補償内容・条件・比較方法

自動車保険を徹底解説!補償内容・条件・比較方法

ポイ活を徹底解説|ストレスなく、手間と時間をかけず、楽しく!

お金本を200冊読んだ1級FPが厳選!人生が劇的に変わる本を解説

PAGE TOP
MENU
無料動画セミナー

お問い合わせは下記「お問合せページ」よりお願いいたします↓↓↓